イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

「空想科学が止まらない」読了

2016年12月15日 | 2016読書
柳田理科雄 「空想科学が止まらない」読了

いつもはテレビアニメやマンガ、映画なんかのネタばかりだが、この本は著者の日常生活を科学するというテーマのものだ。

科学するためにはまずはデータ取り。著者がたしなむお酒の分量や印税、睡眠時間・・・、とりあえずデータを取ることから始まる。
データ取りというと、僕もそんな性癖?みたいなものがある。このブログもそうだが、とにかく記憶力がないので後々思い返したいものは記録しておく。
釣果、次の散髪や歯石の掃除のタイミング、船のメンテナンスや修理の記録などなど。大きな買い物をした時、新聞や本で気になったことばなんかも。

とにかく記憶力がまったくないので記録をしておかないと何もかもを忘れてしまう。
でも、記録を取るというのには少なからず効用もある。
それの最たるものはダイエットだった。レコーディングダイエットという手法は食べたものをすべて記録するというものだが、これで僕は最大26キロまでのダイエットに成功した。
釣果もしかり、ブログへの記録は10年余りだが、手帳への記録は2002年から始めている。僕の釣果もその頃から少しづつ上向いてきたように思う。
しかしまた、船のメンテナンス記録ではそれに費やした金額に愕然とすることもある。
最近は表計算ソフトを使って管理をしているが、金額の累計をドラッグするだけで見ることができるのだ。奥さんには絶対に見せられない金額になってしまっている。死ぬまでにどれだけ使うのだろうと思うと恐ろしくなるのだ。

それでもこれからもなんだかんだを記録していくのだと思う。ただ、まったく生産のための役にたっていないのが問題だ。
仕事にその効用を見出すことができれば僕ももっと出世しているのかもしれないなと思うのだが、やはり記憶力のまったくない人間は仕事もできないというのが定説であるのには間違いがない。
残念・・・。
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