イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

「釣り六十年」読了

2011年12月01日 | Weblog
西園寺公一 「釣り六十年」読了
さいおんじきんかずと読む。
戦前、戦後の釣りを趣味とする人の名前の中には必ずといっていいほど出てくる人だ。
どんな人かと調べてみると、明治39年生まれ。お祖父さんは第14代内閣総理大臣で本人も参議院議員を経験したそうだ。
一家は公爵という家柄らしい。
イギリス留学や、議員落選のあとのオーストリアや中国での生活中の釣りの体験や晩年の日本での釣りの体験が中心になっている。
人物の評価としては無責任な共産主義者というあまりいいようには言われていないようだが、文章は穏やかな筆致で書かれている。貴族の余裕というところだろうか。言われてみるとすべてが武勇伝ばかりなので、スカをくらったこともあるだろうと突っ込みを入れたくなる内容ではある。

ただ、普通の人ではめったに体験できないようなつりをこの時代にやっていられたと言うことにはうらやましさを感じる。
まあ、僕は和歌山のどこかの海や川で釣り糸を垂れるだけで十分幸せであるが・・・。
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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2011-12-02 08:25:28
>どこかの海や川で釣り糸を垂れるだけで十分幸せであるが・・・。

いいですね、ほんとに釣りしてるだけで楽しく幸せですね。^^

幼少のころ、裏庭の竹を折って、池のほとりに捨てられている釣り糸と針でフナ釣ってたころが、とても懐かしいです。

冷蔵庫からうどんを拝借し、針にちょん。

ピクピクっ!!

うわぁ~~釣れた釣れた。


あの感動は、一生忘れないです。^^
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Unknown (イレグイ号)
2011-12-02 17:56:06
Unknownさん、
コメントありがとうございます。

おっしゃるとおり、小さい頃の魚釣りの感動は今とは格段の違いがあると思います。
僕は海の釣りが最初でしたが、小さなギンタでもそれが釣れたときの感動はもう今は味わえないものだと思っています。
魚の大小は関係ないのですね。

この冬はハエを釣りに行ってやろうと思って、今、ウキを製作中です。
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