イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

紀ノ川河口釣行と芋ほり

2017年07月27日 | 2017釣り
場所:紀ノ川河口
条件:中潮 2:37干潮 8:30満潮
釣果:ボウズ

今日も紀ノ川河口へスズキ狙いだ。
午前4時に出港、午前8時半に満潮になるので今は潮が上っている。魚も河口に押し込んできているのではないかと淡い期待を持っていつものポイントを目指した。

まだ暗くて水面がはっきりとは見えないがボイルはないようだ。とりあえずポッパーから始めたがすぐにリップレスミノーに変更。
残念ながらアタリは得られず午前5時に終了。

今日の目的は魚釣りではない。サツマイモの収穫だ。芋の収穫の前にちょっとだけ儀式のつもりで出かけただけなのだ・・・。
いつもボウズでも野菜を持たせてくれる叔父さんは商売で出荷するのはやめてしまったが頼まれものと親戚に配るために畑一つ分だけサツマイモを植えている。
いつも貰ってばかりなのでたまにはお手伝いだ。



港から2分のところにある畑に集合。トラクターで掘り起こしたサツマイモを応援に来ている人たちとコンテナに詰めていく。
ここは港から2分というだけで水やりに使っている地下水はわずかだが塩分を含んでいるらしい。そのせいか、ここ、水軒のサツマイモはとびきり美味しい。徳川吉宗は救荒作物としてサツマイモの栽培を奨励したそうだがそういう縁でももっとブランド化して栽培量が増えればいいのにといつも思うのだ。

僕はどんくさいので2個分ほど収穫しているあいだに他の人たちが今日の分を全部収穫してしまっていた。
早朝でしかも曇っているとはいえ汗が滴り落ちてくる。“働いている”という感覚がひしひしと伝わってくる。なぜだか腰痛も襲ってこない。パソコンのモニターを睨んでいるという行為がいやになってしまう。
「ARBEIT MACHT FREI」という言葉はアウシュビッツの強制収容所の入り口に掲げられている言葉らしいが、もちろん、歴史的に許されるものではないのはわかっているつもりだが、言葉の意味としてはよくわかる気がする。
働かないと自由はないのだ・・・。

収穫したサツマイモを洗浄機に放り込んで今日のお仕事は終わり。


午後から図書館に向かうと去年見つけたタラノメの木の前の空き地が分譲地になってしまっていた。



これは残念。あと4,5年は売れてほしくないな~。

そのあとはチョクリの仕掛けを作るためのナイロン糸の整理。こんな糸の売り方を何というのかをしらないが、買ってきたままだと使えない。別の糸巻き(といっても段ボールを重ねただけのものだが・・)に巻き替える必要がある。
いつも奥さんか母親の腕にひっかけて巻き取っていくのだが、こんな器械をアマゾンで購入してみた。



1000メートルの巻き取りを一服しながら作業できるし、家族の手を煩わせることもない。1000円にしてはなかなかの使い勝手だ。久しぶりにいい買い物をした。

コメント
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