goo blog サービス終了のお知らせ 

イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

『「赤毛のアン」に学ぶ幸福(しあわせ)になる方法』読了

2014年10月25日 | 読書
茂木健一郎 『「赤毛のアン」に学ぶ幸福になる方法』読了

「花子とアン」の最終週、俳優でもない著者がセリフ棒読みで出演していたので、何故だろうと調べていたらこの本に出会った。

アン・シャーリーは持ち前の性格で幸せをつかんでゆくのだが、それを手本に幸せとは何かを書いている。

著者によると、「想像力」、「他のために」、「奇蹟との出会い」、「帰る場所」などを揚げている。
それぞれを組み合わせると、今、置かれている欠乏感を想像力で乗り越え、自分の価値基準を他人のためということに求め、運命の出会いを経験し、家という帰る場所を持つ。と、幸せになる。ということになる。
しかし、大人になるということは、現実的な豊かさは想像力を磨耗させ、アンの時代から100年経った現代は他人のためという心がいかにむなしいものかを思い知らせる。
読めば読むほど今の時代がしんどい時代だと思わせられる。もともとが空想の物語を手本にしているのだから当時でも現実はまったく今と変わっていないのかもしれないが・・・。

水面下を想像し、家族にこの魚を食わせてやろう、魚との偶然の出遭い、疲れて帰る家・・。現代の幸せはやはり魚釣りのなかにのみ存在するのだ。
師の言葉ににもある。
「永遠に幸せになりたければ、釣りを覚えなさい。」
これが妙諦なのかもしれない。


そして、「マッサン」に出演している西川きよしが、「心配事がないのが一番幸せだ」テレビで言っていたが、これも真実なのかもしれない。

水軒沖釣行

2014年10月25日 | 釣り
場所:水軒沖
条件:大潮 7:02満潮 12:47干潮
釣果:クチ 18匹 アオリイカ 1匹

塗装をしなおし、エンジンオイルを交換して準備万端の第三翠勝丸を駆ってイカとクチ狙いだ。
今日は風も波もないので快適だ。

もう少し早く出港したかったが一文字を出る前に朝日が昇ってきた。今日は黄金の夜明けだ。

まずはイカ狙いで双子島と男島の間の湾内へ、10回目くらいのキャストだっただろうか、本当にヒットしてしまった。
何年ぶりだろか、アオリイカを釣るのは・・・。小さいサイズだが、これはうれしい。やっぱり独特のアタリと引き味は面白い。
もう1回触ってきたようで、ゲソだけ付いてきたがそれっきりだったので鷹ノ巣の沖へ移動。ここでもアタリを見ることがなく午前7時半になったので雑賀崎沖のクチのポイントへ移動。
これはすぐにアタってきた。しかしなかなか後が続かない。雑賀崎の入り口で海底に石を入れる工事をしているからだろうか。

仕方がないので水軒の沖に移動。
ここでもすぐにアタリはあったものの後が続かない。
あさってに迫った昇格試験の原稿を覚えながらの釣りにはちょうどいいといえばちょうどいいが・・・。
我慢、がまんの釣りでやっと18匹。午前10時半を回ってまったく潮が動かなくなったので終了。

同じ海域に港のリタイヤ組のオジイヤンズの一行を発見。紀ノ川沖がダメなのでこっちに移動してきたそうだ。



今のところ5匹とのこと。ということは僕もこのくらいの釣果というのは仕方なのないところだろう。