イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

この1年を振り返る。

2013年12月30日 | 釣り
今年もあとわずか、この1年を振り返りたい。

去年からの寒波と夏の猛暑のせいか年間を通して本当に厳しい1年であった。そしてますます磯釣りから遠ざかった1年であった。
気がつけばまったくフカセ釣りに行っていなかった。
仕事のうえでも大きな環境変化に追われた1年であった。おまけに暮れも押し迫ってクレーマーの襲撃があり、心穏やかに年の瀬を越えることができないでいる。

初釣りはイカとカスゴが1匹ずつと今年の釣果を暗示するスタートであった。



2月、3月はまともな釣果を得ることができず、
4月の田辺湾でやっとまとまった数のチヌを釣り上げることができたが、目標の50センチ、年なしには手が届かなかった。



5月に入り、チョクリ釣りの季節になってもなかなか釣果が上がらない。

 

キスの季節になってもこれまた全然釣れない。この時期は仕事もきついし釣果もきついし、暑いし、なかなか厳しい日々が続いた。

 

スズキの季節になっても釣り上げた総数はたった3匹。

 

しかし、この釣りでは第三翠勝丸が活躍してくれた。それに夜明け前真っ暗な時にでもアタリが出ることを発見したので、来年はもっと釣果を得ることができるのではないだろうか。これには期待をしたい。

秋になってもタチウオの釣果は上がらず、出撃回数は2回だけだった。



代わりに、クチを専門に狙うことを覚えた。



外道で釣れることがあったが仕掛けを作って釣りに出たのは初めてだ。同じ港の爺さん連中はよく釣りに行っていたがあまり興味がわかなかった。
釣ってみるとなかなか引きは強いし食べても美味しい。さつまあげや磯部あげは最高だ。



最後の最後になってやっと加太でまともな釣果に恵まれた。

  

イカも少しずつ釣れるようになってきた。2匹のモンゴウイカは間違いなく僕の新記録になった。



そして今年の一番の美味い釣果はこのイワシだろう。



こんなものが家の近くで釣れているとはまったく知らなかった。毎年回ってくるのではないのかもしれないが、マルニシの釣果情報をチェックして来年は集中して狙ってみたい。
多分、新鮮なイワシはどんな魚よりも美味しいはずだ。

そして、今年51回目、最後の釣行はボウズに終わってしまった。
やっぱり今年はなにかにつけてあんまりよくない年だったようだ。

とりあえず、来年の安全と大漁を祈念して、翠勝丸、第三翠勝丸に注連縄とお餅をお供えして、今年の釣行を締めくくった。

 


さて、来年はどんな年になるのだろう。
体力はどんどん無くなり、第三翠勝丸の船底塗装では本当に死ぬ直前はこんな状態になるのではないだろうかと思うほど体中から力が無くなってしまった。
何かよい体力つくりなどというものも考えなければならない。



“サラリーマンには時間とお金に余裕のある時なんて一生訪れない。” というのは最近覚えた箴言だが、来年も「行けるときには行く。」これをモットーに実践できればそれ以上望むべくものはない。
なんとか平穏無事で過ごしたいものだ。






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加太沖釣行

2013年12月30日 | 釣り
場所:加太沖
条件:中潮5:07満潮
潮流:9:40転流 12:04下り最大1.9ノット
釣果:ボウズ


今年最後の釣行だ。天気を心配していたが朝起きてみると風は東から。十分行けそうだ。
潮の廻りはあまりよくないのだが、最後はたとえダメでも加太で勝負だ。

9時40分が転流時刻なので朝はゆっくり出発。
港に着くと、渡船屋さんの釣客も大勢だ。


田倉崎沖にもたくさんの釣船が出ている。
師走は忙しく、街も慌しいが釣りの世界も慌しいものだ。



潮が動き始めるまでは青イソメをつけて流してみるが、全然アタリがない。船団ができているところ、前回好調だった場所、転々と流してみるがどこでもアタリが出ない。

転流時刻を過ぎてビニール仕掛けに変更。これもアタリが出ない。
叱られるかもしれないが、完全に帝国軍の制海圏内まで侵入してみたが、微かなアタリが1回あったのみだ。

  

潮流が最大になるまで頑張ってみたが、とうとうボウズで今年を締めくくることになってしまった。
なにやら今年の不調を象徴するような1日であった。
コメント (2)
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