イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

田辺湾釣行

2007年04月27日 | Weblog
場所:田辺湾 塔島
条件:長潮 9:27干潮 水温19.4度
釣果:チヌ 43センチ~47.5センチ 3匹 グレ 25センチくらい 1匹

今日は5連休の最終日。かつゴールデンウイークの前日である。
人出はどうかというと、これはすごい。30人は船に乗っている。その重みで船が傾いていた。 
そして、今日はビッグフィッシングの取材班が来ているし、紀州つりをする人なら一度は名前を聞いたことのあるはずの荘司明良さんまで来ていた。いつものイカ釣りのおじさんも当然来ているし、オールスター勢揃い?という感じだ。
 荘司さんは船頭さんに「塔島」と言っている。これはまずい。早いうちに船の先端に陣取りダッシュで磯上がり。とりあえず一番の場所に陣取った。珍しく合計3人で紀州つりを開始。挨拶をして釣をスタート。
今日はエギングはキャンセル。ダンゴを投げ負けると絶対に魚を持っていかれる。しかし、5分もしないうちに早くも釣りを始めている。関つりにも書いてあったがまねのできない段取りである。そして、ダンゴの投点が寸分たがわないところに決まっている。これはすごいプレッシャーである。
 しかし、お互いまったくアタリはなく彼のボケもそのままあがってきている。午前5時から4時間、そんな時間が過ぎてゆく。干潮間近になってボウズを覚悟したのでとりあえず貝取り。ナガレコを2個とおいしい2枚貝を20個ほどとヒジキを少々、夜のおかずはばっちりである。しかし腰にはよくない。その後は激痛との闘いにもなってしまった。釣座に戻って2,3投。やっとアタリが・・・しかし、サンノジ。そのまま時間だけが過ぎてゆく。
 弁当を食べて眠くなる1時頃、アタリもないのに魚が食っていた。強い追い風が吹いていたので仕掛けが底を這っていたようだ。なんとチヌがかかっていた。
これには荘司さんも驚いていた。しかし、ここから時合だったようで、30分後またまた1匹。荘司さんは仕事があるということで2時上がり。この時点で僕が勝ってしまった。その後もあたりは続き、50センチはあろうかというサンノジや水面ぎりぎりで逃げていったこれまた40センチはあろうかというグレ、3時には今日の最大魚の47.5センチを釣り上げた。

田辺で紀州つりを始めて20年になろうかいうところだと思うが、始めた頃は周りの人がどんどん釣り上げるのに、こっちはボラが釣れるか本当にまぐれで1匹、2匹というところだったが、何とかプロの釣師にも互角に渡り合えるところまで腕を上げられたようだ。うれしい1日となった。
コメント
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