福岡県福津市の自宅周辺４か所に「農水産物直売所」があり、それぞれ定評のある産品を買い求めて楽しんでいます。買い物客の中には、近隣の農水産物直売所をハシゴして品目ごとに買い分けたり、生産者の名前を選んで購入する「通」の方もおいでのようです。
以下、４か所の「農水産物直売所」を紹介します。①福津市勝浦の「あんずの里市」②同市上西郷の「ふれあい広場ふくま」③宗像市深田の「アクシス玄海 観光物産館」④古賀市青柳町の「コスモス広場」――の順です（データは、２００６年１２月４日現在）。
①福津市勝浦の「あんずの里市」：切花や花苗の品質がいいうえ、安いです。
写真①：福津市勝浦の「あんずの里市」
＝０６年５月２１日正午撮影
福津市勝浦の国道４９５号線沿いにあるのが、「あんずの里市」＝写真①＝。１９９６年、野球場や約４０００本のアンズを植栽する園地などを備えた市営「あんずの里運動公園」入り口にある農林漁業体験実習施設「あんずの里ふれあいの館」に開設。地元農家の里市利用組合（井ノ口ツヤ子組合長）が運営し、新鮮で安価なキャベツ、イチゴといった野菜、果物、鶏卵、花卉類や、地元漁師が獲った魚、サザエなどが好評です。地元はもちろん、福岡、北九州、筑豊など遠方から約１時間車を走らせて訪れ、ドライブと買い物を楽しむ家族客やマイクロバスで立ち寄る団体客も多い。
２００５年１月には、玄界灘の眺望が楽しめる同館東側の高台に市営の「ふるさとレストラン あんず」（℡０９４０－５２－３８９１）＝写真②＝もオープンし、同組合の運営で、地場産の農水産物を食材にした田舎料理のバイキング（大人８００円、子供５００円、食事時間は５０分以内）が人気を集めています。バイキングはブロッコリーやカリフラワーのしろあえなど新鮮ですが、魚や肉の料理は乏しく、８００円はちょっと割高。休みは毎週火曜、年内は２６日―３１日。
写真②：玄界灘の眺望が楽しめる「ふるさとレストラン あんず」
＝福津市勝浦の「あんずの里」で、２００６年１２月３日午後０時１７分撮影
写真③：「ふるさとレストラン あんず」から玄界灘に浮かぶ大島を望む
＝「あんずの里」で、１２月３日午後０時１１分撮影
福津市勝浦の「あんずの里ふれあいの館」位置図
◆交通アクセス：〔電車・バスで〕西鉄宮地岳線津屋崎駅下車、西鉄バス「津屋崎駅前」から同バスで９分の「勝浦局前」下車、徒歩２０分〔車で〕九州自動車道古賀インターから国道４９５号線経由で約３０分。駐車台数１０５台。営業時間は０８：３０～１７：００。休日は毎週火曜日（祝日の場合開店）、正月休みは1月1日～６日。問い合わせ＝「あんずの里市利用組合」（TEL：０９４０-５２-５９９５）。
②福津市上西郷の「ふれあい広場ふくま」：野菜、果物の品質がいいです。
写真④：福津市上西郷の「ふれあい広場ふくま」
＝０６年８月２日午前９時５０分撮影
福津市上西郷にある福間農産物直販施設「ふれあい広場ふくま」＝写真④＝では、野菜や果物、手作りの農産加工品などを販売。地元農家の直販のため品物は安くて新鮮で、多くの買い物客でにぎわっています。四季を通じて品ぞろえが豊富なのも魅力で、夏場には上品な甘さの福間特産クリームスイカも販売。
福津市上西郷の「ふれあい広場ふくま」位置図
◆交通アクセス：〔バスで〕JRバス「西郷」バス停から徒歩1分。駐車台数 １００台。〔車で〕九州自動車道古賀インターから約１０分。開館時間は午前８時３０分から午後５時。休みは、毎週火曜日、お盆・正月。問い合わせ＝「ふれあい広場ふくま」（TEL：０９４０-４３-７７９０）。
③宗像市深田の「アクシス玄海 観光物産館」：水産物や鶏卵の質が良く、パンが豊富
写真⑤：宗像市深田の「アクシス玄海 観光物産館」
＝０６年１２月１日午前１０時４８分撮影
宗像市深田にある「アクシス玄海 観光物産館」＝写真⑤＝は、新鮮な水産物が好評。宗像の生産、加工者が獲れたての魚、ウニ、ワカメ、自家製の干物、農家直送の新鮮野菜や手作り味噌などを展示・販売する「地ものマーケット」で、市内のほか北九州、福岡両市からの買い物客もあり、にぎわっています。館内にある食事コーナー「味工房・菜の花」（営業時間 １１：００～１６：３０）では、日替わりの「菜の花定食」（５００円）が人気メニュー。リーズナブルな価格に好感が持てます。
宗像市深田の「アクシス玄海 観光物産館」位置図
（ピンが立っている所）
◆交通アクセス：〔電車・バスで〕JR鹿児島本線東郷駅で下車し、西鉄バス宗像大社経由神湊波止場行きに乗って１０分の「宗像大社前」で下車、神湊方面に徒歩２分〔車で〕九州自動車道古賀インターから約４０分。駐車場は館前の４台のほか、近くの広場や図書館の駐車場が利用可能。観光物産館の利用時間は、午前９時～午後５時。休み＝月曜日（祝日の場合は翌日）と年末年始（１２月３０日～１月４日）。問い合わせは、観光物産館（℡０９４０－６２－２７１５）。
④古賀市青柳町の「コスモス広場」：野菜、果物の種類が豊富です。
写真⑥：古賀市青柳町の「コスモス広場」
＝０５年９月２５日午前９時撮影
県道古賀筑紫野線沿いにある古賀市青柳町の「コスモス広場」＝写真⑥＝は、市営古賀グリーンパーク「コスモス館」内に０２年１１月にオープン。同広場利用組合の生産者が出荷した新鮮な野菜、果物のほか、みそ・醤油や精肉、水産加工品などを直売。買い物客の半分は古賀市内から、残りは福岡市や近くの市町から。生産者と消費者の交流拠点で、「じゃがいも掘り交流会」や「ポン酢作り講習会」、「米の重量当てクイズ」などの交流イベントも開催。０５年１２月には、花売場とイベントスペースを増床しました。
古賀市「コスモス広場」位置図
（ピンが立っている所）
◆交通アクセス：〔バスで〕西鉄バス「川原」バス停下車、徒歩１５分〔車で〕九州自動車道古賀インターから県道古賀筑紫野線経由で約５分。駐車場あり。開館時間は、午前9時から午後5時まで。休日は、毎週水曜日と年末年始の１２月２８日から翌年１月３日まで。問い合わせは古賀市公園管理センター（TEL：０９２-９４４-３１５０）。
以下、４か所の「農水産物直売所」を紹介します。①福津市勝浦の「あんずの里市」②同市上西郷の「ふれあい広場ふくま」③宗像市深田の「アクシス玄海 観光物産館」④古賀市青柳町の「コスモス広場」――の順です（データは、２００６年１２月４日現在）。
①福津市勝浦の「あんずの里市」：切花や花苗の品質がいいうえ、安いです。
写真①：福津市勝浦の「あんずの里市」
＝０６年５月２１日正午撮影
福津市勝浦の国道４９５号線沿いにあるのが、「あんずの里市」＝写真①＝。１９９６年、野球場や約４０００本のアンズを植栽する園地などを備えた市営「あんずの里運動公園」入り口にある農林漁業体験実習施設「あんずの里ふれあいの館」に開設。地元農家の里市利用組合（井ノ口ツヤ子組合長）が運営し、新鮮で安価なキャベツ、イチゴといった野菜、果物、鶏卵、花卉類や、地元漁師が獲った魚、サザエなどが好評です。地元はもちろん、福岡、北九州、筑豊など遠方から約１時間車を走らせて訪れ、ドライブと買い物を楽しむ家族客やマイクロバスで立ち寄る団体客も多い。
２００５年１月には、玄界灘の眺望が楽しめる同館東側の高台に市営の「ふるさとレストラン あんず」（℡０９４０－５２－３８９１）＝写真②＝もオープンし、同組合の運営で、地場産の農水産物を食材にした田舎料理のバイキング（大人８００円、子供５００円、食事時間は５０分以内）が人気を集めています。バイキングはブロッコリーやカリフラワーのしろあえなど新鮮ですが、魚や肉の料理は乏しく、８００円はちょっと割高。休みは毎週火曜、年内は２６日―３１日。
写真②：玄界灘の眺望が楽しめる「ふるさとレストラン あんず」
＝福津市勝浦の「あんずの里」で、２００６年１２月３日午後０時１７分撮影
写真③：「ふるさとレストラン あんず」から玄界灘に浮かぶ大島を望む
＝「あんずの里」で、１２月３日午後０時１１分撮影
福津市勝浦の「あんずの里ふれあいの館」位置図
◆交通アクセス：〔電車・バスで〕西鉄宮地岳線津屋崎駅下車、西鉄バス「津屋崎駅前」から同バスで９分の「勝浦局前」下車、徒歩２０分〔車で〕九州自動車道古賀インターから国道４９５号線経由で約３０分。駐車台数１０５台。営業時間は０８：３０～１７：００。休日は毎週火曜日（祝日の場合開店）、正月休みは1月1日～６日。問い合わせ＝「あんずの里市利用組合」（TEL：０９４０-５２-５９９５）。
②福津市上西郷の「ふれあい広場ふくま」：野菜、果物の品質がいいです。
写真④：福津市上西郷の「ふれあい広場ふくま」
＝０６年８月２日午前９時５０分撮影
福津市上西郷にある福間農産物直販施設「ふれあい広場ふくま」＝写真④＝では、野菜や果物、手作りの農産加工品などを販売。地元農家の直販のため品物は安くて新鮮で、多くの買い物客でにぎわっています。四季を通じて品ぞろえが豊富なのも魅力で、夏場には上品な甘さの福間特産クリームスイカも販売。
福津市上西郷の「ふれあい広場ふくま」位置図
◆交通アクセス：〔バスで〕JRバス「西郷」バス停から徒歩1分。駐車台数 １００台。〔車で〕九州自動車道古賀インターから約１０分。開館時間は午前８時３０分から午後５時。休みは、毎週火曜日、お盆・正月。問い合わせ＝「ふれあい広場ふくま」（TEL：０９４０-４３-７７９０）。
③宗像市深田の「アクシス玄海 観光物産館」：水産物や鶏卵の質が良く、パンが豊富
写真⑤：宗像市深田の「アクシス玄海 観光物産館」
＝０６年１２月１日午前１０時４８分撮影
宗像市深田にある「アクシス玄海 観光物産館」＝写真⑤＝は、新鮮な水産物が好評。宗像の生産、加工者が獲れたての魚、ウニ、ワカメ、自家製の干物、農家直送の新鮮野菜や手作り味噌などを展示・販売する「地ものマーケット」で、市内のほか北九州、福岡両市からの買い物客もあり、にぎわっています。館内にある食事コーナー「味工房・菜の花」（営業時間 １１：００～１６：３０）では、日替わりの「菜の花定食」（５００円）が人気メニュー。リーズナブルな価格に好感が持てます。
宗像市深田の「アクシス玄海 観光物産館」位置図
（ピンが立っている所）
◆交通アクセス：〔電車・バスで〕JR鹿児島本線東郷駅で下車し、西鉄バス宗像大社経由神湊波止場行きに乗って１０分の「宗像大社前」で下車、神湊方面に徒歩２分〔車で〕九州自動車道古賀インターから約４０分。駐車場は館前の４台のほか、近くの広場や図書館の駐車場が利用可能。観光物産館の利用時間は、午前９時～午後５時。休み＝月曜日（祝日の場合は翌日）と年末年始（１２月３０日～１月４日）。問い合わせは、観光物産館（℡０９４０－６２－２７１５）。
④古賀市青柳町の「コスモス広場」：野菜、果物の種類が豊富です。
写真⑥：古賀市青柳町の「コスモス広場」
＝０５年９月２５日午前９時撮影
県道古賀筑紫野線沿いにある古賀市青柳町の「コスモス広場」＝写真⑥＝は、市営古賀グリーンパーク「コスモス館」内に０２年１１月にオープン。同広場利用組合の生産者が出荷した新鮮な野菜、果物のほか、みそ・醤油や精肉、水産加工品などを直売。買い物客の半分は古賀市内から、残りは福岡市や近くの市町から。生産者と消費者の交流拠点で、「じゃがいも掘り交流会」や「ポン酢作り講習会」、「米の重量当てクイズ」などの交流イベントも開催。０５年１２月には、花売場とイベントスペースを増床しました。
古賀市「コスモス広場」位置図
（ピンが立っている所）
◆交通アクセス：〔バスで〕西鉄バス「川原」バス停下車、徒歩１５分〔車で〕九州自動車道古賀インターから県道古賀筑紫野線経由で約５分。駐車場あり。開館時間は、午前9時から午後5時まで。休日は、毎週水曜日と年末年始の１２月２８日から翌年１月３日まで。問い合わせは古賀市公園管理センター（TEL：０９２-９４４-３１５０）。
