写真①:水田に1羽だけ飛来した冬鳥のマガン
=福津市津屋崎で、2007年5月5日午後4時29分撮影
天然記念物の珍鳥・マガンが津屋崎に飛来しました
福津市津屋崎の水田に冬鳥のマガン(カモ科)1羽が、飛来しています=写真①=。体長71㌢、大形の水鳥。2002年に福岡市の今津干潟や北九州市で観察記録がありますが、福岡県内で飛来が確認されるのはまれです。北方へ渡る途中、迷って来たのでしょうか。
津屋崎に住むバードウオッチャー、渋田和美さんが5月3日朝、水田にうずくまっているのを見つけました。4日も、同じ場所にじっとしており、日本野鳥の会員の私に連絡がありました。
5日午後、水田の上を飛び回り、畦に下りているところを撮影できました=写真②=。マガンはシベリアなどで繁殖し、冬は北海道から主に北日本の越冬地へ南下します。かつては大群が渡来していましたが、狩猟で激減し、昭和46年に天然記念物に指定されています。
雌雄同色。上面は灰褐色で、尾羽に近づくにつれて黒味が増します。嘴は橙色味のあるピンク色で、嘴の根元が白い。脚は橙色。「クワアカカッ、カワカカッ」と大声で鳴きます。
写真②:田んぼの畦に舞い降りたマガン
=福津市津屋崎で、07年5月5日午後4時44分撮影
=福津市津屋崎で、2007年5月5日午後4時29分撮影
天然記念物の珍鳥・マガンが津屋崎に飛来しました
福津市津屋崎の水田に冬鳥のマガン(カモ科)1羽が、飛来しています=写真①=。体長71㌢、大形の水鳥。2002年に福岡市の今津干潟や北九州市で観察記録がありますが、福岡県内で飛来が確認されるのはまれです。北方へ渡る途中、迷って来たのでしょうか。
津屋崎に住むバードウオッチャー、渋田和美さんが5月3日朝、水田にうずくまっているのを見つけました。4日も、同じ場所にじっとしており、日本野鳥の会員の私に連絡がありました。
5日午後、水田の上を飛び回り、畦に下りているところを撮影できました=写真②=。マガンはシベリアなどで繁殖し、冬は北海道から主に北日本の越冬地へ南下します。かつては大群が渡来していましたが、狩猟で激減し、昭和46年に天然記念物に指定されています。
雌雄同色。上面は灰褐色で、尾羽に近づくにつれて黒味が増します。嘴は橙色味のあるピンク色で、嘴の根元が白い。脚は橙色。「クワアカカッ、カワカカッ」と大声で鳴きます。
写真②:田んぼの畦に舞い降りたマガン
=福津市津屋崎で、07年5月5日午後4時44分撮影