写真①:「西鉄宮地岳線電車延長記念碑」の移設作業
=福津市津屋崎1丁目で、2016年2月24日午後1時10分撮影
「西鉄宮地岳線電車延長記念碑」を移設
南側の市有地へ建て替へ作業進む
福津市津屋崎1丁目の西鉄宮地岳線津屋崎駅跡にある「西鉄宮地岳線電車延長記念碑」の移設作業が進められています=写真①=。
旧津屋崎町時代の昭和26年(1951年)7月1日、西鉄宮地岳線が「宮地岳」(福津市宮司)から「津屋崎」まで1.5㌔、1駅路線延長されました。この日、路線延長を全町で祝う〝津屋崎どんたく〟が催され、津屋崎小1年生だった私も天神町どんたくパレード隊の〈紳士ダンス・チーム〉の一員としてラインダンスを披露した記憶があります。「電車延長記念碑」は駅西側の市有地に建てられました。
旧西鉄宮地岳線(福岡市東区貝塚―津屋崎間、20.9㌔)の新宮(福岡県新宮町)―津屋崎駅間9.9㌔の廃線に伴い、「津屋崎駅」は、平成19年3月31日限りで廃止。跡地に「電車延長記念碑」だけが残っていました。このほど同市有地を民間に払い下げ、業者の費用負担で「電車延長記念碑」を南側の市有地へ建て替へることになったという。そばには、「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が2014年10月に市の許可を得て市有地境界の金網に設置した「津屋崎里歩きフットパス」の「旧西鉄宮地岳線津屋崎駅前」の標識もあります=写真②=。
写真②:金網に設置された「津屋崎里歩きフットパス」の「旧西鉄宮地岳線津屋崎駅前」の標識
(金網の向こうに建つのが「西鉄宮地岳線電車延長記念碑」)