吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

〈催事〉0585:宮地嶽神社で「夫婦桜」の花満開

2020-02-19 20:10:19 | 行楽催事


写真①:満開になった寒緋桜・「夫婦桜」の花
=福津市宮司元町の「宮地嶽神社」で、2020年2月19日午後3時20分撮影
 
福津市・「宮地嶽神社」で「夫婦桜」の花が満開
石段から〝光の道〟絶景求める観光客で賑わう

 2月19日は、二十四節気の一つ、「雨水」。雪から雨に変わり、草木が芽生えるころですが、福岡県福津市津屋崎も寒さが緩み、午後からは晴れ間も見えました。宮司元町の「宮地嶽神社」では、拝殿前に植栽された樹齢百年超の寒緋桜・「夫婦桜」の花も満開=写真①=、参拝客らがカメラに収めて記念撮影。神社参道石段最上部から2月23日ごろと10月18日ごろ年に二度だけ、夕陽が参道を黄金色に照らしながら玄界灘に浮かぶ「相島」(福岡県新宮町)の背後に沈む絶景・〝光の道〟が楽しめる時季とあって、石段には「夕陽の祭」ご祈祷の方以外立入禁止の柵が設けられ=写真②=、脇の坂道を上る参拝客の姿も。


写真②:ご祈祷の方以外立入禁止の柵が設けられた「宮地嶽神社」参道石段

 午後3時25分ごろ、「宮地嶽神社」参道脇の坂道には夕陽が参道を照らす時刻を石段で待つ無料席の整理券を得ようと男女約30人の列ができていました。また、福津市のまちづくりボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が参道石段最上部から真っすぐ1.4㌔先の宮地浜に設置している宮地浜「夕陽風景時計」(幅1.1m、奥行き70cm、高さ90 cm)=写真③=前には、若いカップルや望遠レンズを手に夕暮れを待つアマチュアカメラマンの年配男性らが相次いで訪れ、ステンレス製の同時計版面に刻まれた夕陽が沈む方位,時刻と水平線に見える島影の約150度の「パノラマ風景」を確認したり、波打ち際まで散策を楽しむ姿も見られました。


写真③:宮地浜「夕陽風景時計」と向こう沖の玄界灘に浮かぶ「相島」(福岡県新宮町)

 宮地浜「夕陽風景時計」は、「海とまちなみの会」が福津市制施行10周年記念事業として平成26年(2014年)7月6日、市民ら約2百人から寄せられた募金約40万円で宮地浜に設置。扇形に描いたステンレス製の時計版の縦軸に日没時刻、横軸に方位と水平線に見える島影の約150度の「パノラマ風景」が刻まれており、横八文字形の「夕陽ループ曲線」をたどれば、一年間を通じて夕陽が沈む方向と時刻が分かります。

 〝光の道〟絶景は、平成28年(2016年)2月に人気アイドルグループ「嵐」のJALの国内旅行企画CMで、テレビ放映され、全国的に知られる夕陽絶景が楽しめる人気スポットに。宮地浜「夕陽風景時計」も、NHK総合テレビで同年12月2日に「夕日の町に新名所」として福岡県内で放送され、同月28日の「NHKニュース おはよう日本」で「人気! 夕日が見える新名所」として全国放送されて有名になりました。「海とまちなみの会」では、夕陽の絶景が楽しめる人気スポットとして貴重な時計を守っていきたいと、毎月清掃作業を行っています。

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