吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2011年9月3日/〈京都・町歩き〉005・銀閣寺

2011-09-03 06:05:49 | 京都・町歩き

 

写真①:観光客が次々と向かう「銀閣寺」入り口の総門

     =京都市左京区銀閣寺町2 で、2011年8月19日午前10時40分撮影

 

 〈京都・町歩きスポット〉 5

 

:銀閣寺

 

「銀閣寺」は、臨済宗の禅寺です。「銀閣寺」は俗称で、正しくは「東山滋照寺(ひがしやまじしょうじ)」。室町時代の文明14年(1482年)、室町幕府八代将軍の足利善政公が建立。高校時代の修学旅行以来、何度か訪れていますが、入り口の総門=写真①=前の参道は、観光客が次々と歩いていました。

 

総門から白砂の敷き詰められた参道に入ると、両脇に見事な大苅込の生垣がそびえています。中門を潜ると、観音菩薩を祀る二層の「観音殿」(銀閣)、その手前に白砂の庭・「銀沙灘(ぎんしゃだん)」がありました=写真②=。

写真②:二層の観音殿(銀閣)の手前に設けられた白砂の庭・「銀沙灘」

=「銀閣寺」 、8月19日午前10時45分撮影      

 

「銀沙灘」をはさんで「観音殿」の反対側にある善政公の持仏堂・「東求堂(とうぐどう)」=写真③=は、一層の入母屋造り。現存する檜皮葺きの最古の書院造りとして知られ、北面東側の四畳半は「同仁斎」と呼ばれており、草庵茶室の源流、四畳半の間取りの始まりという。

   

 

写真③:一層の入母屋造りの「東求堂」

=「銀閣寺」で、8月19日午前10時45分撮影       

 

庭園の一角に、樹齢5百年の「千代の槇」=写真④=が枝を張っています。

 

写真④:庭園にある樹齢5百年の「千代の槇」

=「銀閣寺」で、8月19日午前11時撮影

 

 境内の園路を上って小高い展望所に立つと、緑に包まれた「銀閣寺」境内が一望できます=写真⑤=

 

 

写真⑤:展望所から俯瞰した眺望

=「銀閣寺」で、8月19日午前10時55分撮影       

 

京都市西京区にある臨済宗天竜寺派の寺・西芳寺(通称・苔寺)の庭園を手本に造営されたという庭園=写真⑥=は、緑の芝生のような苔が美しい。

 

 

写真⑥:観光客が展望所の下り石段を下りながら観賞できる苔庭

=「銀閣寺」で、8月19日午前10時55分撮影

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