とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2012平口八幡神社夏祭花火大会

2012-08-21 23:48:54 | いろいろ
今日は、私のジョギングコース内にある平口八幡神社の夏祭花火大会の見物に行ってきた。
毎年、8月21日と決まっている花火大会であり、我が家から歩いていける場所だ。
広い田園地帯で行なわれる花火大会なので、どこにでもゴザをひけば寝転んで見ることができる。
やはり間近で見る花火は迫力がある。
特にビールを飲みながらの花火見物は、おつなものである。


ハート型の花火










花火見物の人たち



最後は、200mの「ナイヤガラの滝」が披露され、早打ちが連発となってお開きとなった。


ナイアガラの滝の始まり





孫に会いに行く

2012-08-20 19:28:24 | 呟き
正月以来会っていない孫に会いたくて、夏休み後半は息子夫婦の家に行っていた。
我が家にはエアコンがないので、夏は実家に帰ってきたくないという息子の気持ちもわからなくはない。
それだけ、今年の夏は暑い日が多い気がする。
もっとも我々夫婦も出かけていることが多いので、子供たちが帰ってきても、いない可能性がある。

正月の頃はハイハイができるくらいだったが、8ヶ月ぶりにあった孫は、今ではしっかり立って歩き回れるようになっていた。
人見知りが強く我々の顔をほとんど覚えていないためか、最初は警戒するような顔つきで見ていた。
しかし、おもちゃで遊んでいるうちに警戒心が薄れたのか、一緒に遊んでくれるようになってホッとする。
それでも、息子夫婦が近くにいなくなると、泣きそうな顔になるので、我々としては辛いところだ。

なんとか、孫に覚えてもらいたくて、息子夫婦たちと公園に行ったり、買い物や食事に行ったりしてコミュニケーションを図った。
おかげで、抱っこをしても泣かなくなり、笑ったり可笑しな顔をしたりと少しは懐いてくれたようだ。

これで次に会えるのは正月くらいになるのだろうか?
その時は、話が少しはできるようになって、おじいちゃんとかおばあちゃんと言ってくれるのだろうか?
以前会ったときよりも表情が豊かになり、いろんな反応をするのが可愛らしい。
いろんな人に聞いても孫は可愛いというが、たしかにそうだと心から思った。

2012会津駒ケ岳登山

2012-08-19 19:03:00 | 山登り
15日は、会津駒ケ岳に登ることにした。私にとっては、69座めの百名山である。登山口には、檜枝岐村の民宿から10分程度で到着する。民宿の親父さんから、早く行けば登山口近くに止まられるよと聞いていたので、急いで向かったが、既に午前5時半を過ぎており、駐車場は満車に近かった。それでも、いいところに一台だけは何とか止められるスペースを見つけ、滑り込みセーフだった。さすが人気の山である。朝からこんなにも登山者が入っていると思わなかった。


早速支度をすると、直ぐ近くに階段の登り口があった。


最初の1時間ほどは、きつい急坂が続く。少し緩くなってきたところで水場があるところに出ると、ほぼ半分くらいの行程となる。しかし、まだまだ1時間半くらい歩かなければならない。見通しがいいところから、緩やかな山頂の会津駒ケ岳が見えてきた。


木道になった辺りから、駒の小屋が見えてきた。夏場は、管理人が常駐しているが、食事は自炊の避難小屋である。


お花畑の中の木道を進んでいく。


イワイチョウを見つける。


駒の小屋までは、もう少しである。お花畑が広がる気持ちよい斜面となってきた。


我々を迎えるかのように、数輪のニッコウキスゲが咲いていた。もう、時期的には終わってる花である。


駒の小屋前には、大きな池塘があり、ベンチでゆっくりくつろぐ事が出来る。駒ケ岳山頂までには20分程度の場所だが、のんびりと景色を楽しむには最適の場所だ。


池塘の回りでは、いろいろな高山植物を見ることができる。

(チングルマ)


(イワカガミとチングルマ)


(ハクサンコザクラ)

一息ついて、駒ケ岳までの緩やかな木道を進む。どこまでも、広い草原が続き飽きることのない景色を見せてくれる。


中門岳への側道との分岐から分かれ、駒ケ岳山頂への急勾配を上がる。山頂には、標高2132.4mと書かれた会津駒ケ岳の立派な山標が立っている。


山頂からは、パノラマガイドのようにたくさんの山々が見えるはずだが、残念ながら遠くの山々には雲がかかりよく見えなかった。


会津駒ケ岳に来たからには、その先にある中門岳にも是非足を延ばして欲しいという話を聞いていたので、駒ケ岳山頂に重い荷物を置いて、中門岳まで行くことにした。片道50分ほどかかるのだが、天気はよく、高低差はほとんどないので、水だけ持って進んだ。


みんなに薦められるだけあって、素晴らしい景色が続く。駒の小屋前にあったお花畑よりもさらに見事なハクサンコザクラのお花畑が広がっていた。


写真を撮りまくり状態となっていた。


ハクサンコザクラに蝶々もとまっている。


ハクサンフウロやカラマツソウも見かける。




池塘の回りには、ワタスゲの群落が広がっている。本当に綿のような面白い花である。




程なく、標高2060mの中門岳に到着する。はっきりしたピークはなく、池(中門の池)のまわり一帯を山頂としているようだ。




中門岳周辺にも、ミヤマキンポウゲやタテヤマリンドウが咲いていた。




キベリタテハという珍しい蝶々を見つける。


人懐こい蝶々で、女性の背中にしばらくとまっていた。


中門岳で景色を堪能して駒ケ岳まで戻る途中で、今まで雲の中に隠れていた燧ケ岳が顔を出してきた。柴安と俎の二つのピークがはっきり見えて嬉しかった。前日は、あの頂に居たのである。


駒ケ岳から駒の小屋前まで戻り、ベンチで昼食にした。小屋で買った冷えたビールを飲むとまさに至福の時である。会津駒ケ岳の女性的な山容を肴にのんびり休憩して、下山となった。帰りの長い下りもいいかげん疲れたが、この日も民宿でのんびり出来るので気持ちは楽だった。


2012尾瀬燧ケ岳登山

2012-08-18 00:12:22 | 山登り
燧ケ岳に登るのは、もう三回目くらいとなる。今までは、群馬県側からしか登った事がなかったが、今回は、初めて福島県側の御池から登ることにした。13日の朝から、東京経由で東北道の西那須野塩原インターまで向かう。東北道を下りてからも、100キロ近く国道を走り檜枝岐村に到着する。途中渋滞もあったりして、10時間近くもかかった。檜枝岐村は、本当に遠い村だった。村の温泉に入り、夕食を済ませて、登山口になる御池まで向かう。檜枝岐村から御池までは12キロほどあるが、大した距離ではない。御池の有料駐車場に車を止めて、早々に車中泊となった。駐車料金は1000円だが、檜枝岐の宿に宿泊した人には、領収書を持っていけば返金されることになっており、あとで助かった。

御池から沼山峠まではマイカー規制があり、シャトルバスで行けるようになっている。始発のバスが午前4時半なので、3時半には起床する。普通だったら始発のバスに乗る為に大勢の登山者が集まっていると思いきや、始発のバスに乗ったのは、我々を含めて5人しかいなかった。天気が悪い事もあっただろうが、こんなにも登山者が少なくてビックリだ。これも、原発事故の風評被害があるのかもしれない。

シャトルバスが、沼山峠バス停に到着したのは5時過ぎだった。まだ、辺りは薄暗く、バスに乗ってきた登山者以外誰もおらず、寂しい登山口となっていた。




沼山峠バス停は、既に標高1700mほどあり少し登るだけで、あとは緩やかに下り尾瀬沼に着く。歩き出して直ぐに雨が降り出し、しょっぱなからカッパを使うことになってしまった。


40分ほど歩くと、大江湿原に到着する。この辺りから、尾瀬らしい風景になってくる。


ニッコウキスゲの群落が見事な場所として知られているが、盛りは終り黄色い群落は何も見えなかった。それでも、いろんな花が所々で見られた。

(コバギボウシ)


(マルバダケイブキ)


(シシウド)


(コオニユリ)

大江湿原を通り過ぎると、尾瀬沼と至仏山が見えてきた。雨は、大したことなく意外と景色が見えてよかった。


長蔵小屋の分岐から、長英新道に入る。南東から上り、ミノブチ岳でナデッ窪と合流、俎に至るルートであり、ナデッ窪に次いで二番目に短い。沼山峠や尾瀬沼方面からの登山者によく使われるルートだが、ぬかるみが多い。登りだしたころ、沿道でキヌガサソウを見つけた。


長英新道から、2時間半くらいかかって俎(まないたぐら、2,346.0m)に到着する。燧ケ岳には5つのピークがあるが、その中でも2番めに高いピークである。あいにく、尾瀬沼や尾瀬ヶ原、至仏山などの期待した眺望はまったくない。風も出てきてのんびりできないので、先に進んだ。


次のピークである柴安(しばやすぐら、2,356m)は、俎から20分ほどだ。柴安に燧ケ岳の山標があり、ここまで来なければ燧ケ岳に登ったことにならない。日本国内では、燧ヶ岳より北にそれより高い地点はなく、東北最高峰の山であり日本百名山にも選定されている。また、1998年には福島県出身の登山家・田部井淳子が選定した「うつくしま百名山」(うつくしまひゃくめいざん)にも入っている福島県を代表する名山でもある。




柴安から再び俎に戻り、御池にむけて下山する。

俎から1時間ほどは、急な下りが続く。下から上ってくる登山者が多くなり、みんな苦しそうだった。私も、しばらく前に転んで打撲した胸がまだ痛く、上りは息苦しくいつもに増して苦しかった。それでも下りになったので、何とか頑張って降りることにした。

急なガレ場を終えると木道になり、広々とした湿原が見えてきた。熊沢田代の湿原である。木道の両脇に二つの池塘があり、黄色いキンコウカの群落と湿原の景色に目を奪われた。今コースの中でも特に素晴らしい場所である。







雨は止んでおり、時折日が射してきていい感じになっていた。ベンチでは、家族連れがのんびりと昼食をしていた。我々も、しばらく花の写真等を撮ってのんびりする。

(池塘の水面に雲が映る)


(イワショウブ)


(キンコウカ)


(モウセンゴケ)

熊沢田代を過ぎて、しばらく進むともう一つの湿原である広沢田代に到着する。こちらも熊沢田代と並ぶ美しい湿原である。霧がかかり幻想的な光景になっていた。






広沢田代から、さらにぐんぐん下っていく。岩が多く歩きにくい道が続きイヤになってくる。途中には、花が終わったミズバショウの葉っぱだけがやけに目についた。


そして、午後2時半頃、駐車場のある御池登山口に到着する。雨も上がり、晴れて暑くなってきていた。最初は、雨模様だったが、下山してみればまずまずの天気で、尾瀬を楽しめた一日だった。その後は、檜枝岐村の民宿に泊まり、翌日の会津駒ケ岳登山に備えることにした。

日本一人口密度の低い市町村「檜枝岐村」

2012-08-17 11:52:58 | 観光
今年の夏休みは、福島県檜枝岐村を拠点にして、尾瀬の燧ケ岳と会津駒ケ岳の二つの百名山を登ってきた。檜枝岐村(ひのえまたむら)は、福島県南会津郡にある村で、日本有数の「特別豪雪地帯」であり、平家の落人伝説が残るという村である。村役場に隣接した集落の他は、村の面積のうち約98%を林野が占めており、福島県内で人口が最も少なく日本一人口密度の低い市町村だそうだ。

檜枝岐村には、尾瀬の「夏の思い出」の歌碑があり、尾瀬観光の本拠地といってもいい。昨年の福島第一原発の事故以来、福島県というだけで観光客に敬遠され、夏のシーズンだというのに未だに観光客が激減していると言うのは、もったいない話だ。村の観光協会では、「きてく~られ(きてください)、平日だけの悠遊湯キャンペーン」(対象期間:平成24年4月1日~平成25年3月29日)と銘打って、お得なサービスを実施している。対象は、平日の宿泊者だけだが、尾瀬檜枝岐温泉観光協会加盟の山小屋、旅館、民宿に1泊2食付きで宿泊した場合、1泊1名につき2,000円が通常の平日宿泊料金より差し引かれる。また、同様に平日宿泊者には、1泊1名につき尾瀬檜枝岐温泉観光協会加盟施設で利用できる商品券500円がもらえるのである。今回、村の民宿に2泊したのであるが、ちょうど2日間とも平日に当っていたので、二つのサービスをしっかり受けることができた。日帰り温泉施設も3箇所あり、その全てを民宿の券で無料入浴する事ができ、檜枝岐村での休日をゆったりと過ごすことができた。温泉街といっても、きらびやかな施設があるわけでもなく、静かな山村の温泉街だ。気温は20℃くらいで明け方は肌寒いくらいである。まさに避暑にはうってつけで、民宿の手作り料理は、山菜料理、ヤマメの塩焼き、サンショウウオの天ぷら等美味しかった。来年3月末まで、キャンペーンが行なわれているので、紅葉シーズンやスキーシーズンなどでも多くの人にお薦めしたい素敵な村だ。

檜枝岐村の観光スポットを歩いて回ったので、いくつか紹介する。

「橋場のバンバ」
橋場のバンバは広く民間信仰された石仏で、子供を水難から守るだけでなく、腕のフタを頭にかむせると全ての願いが叶うと言われている。又、切れるハサミを奉納すると悪縁が切れ、錆びたハサミを奉納すると伴侶の蒸発が防げると言われている。バンバの左側には新品のはさみが置かれ、左側には錆びたはさみが多数置かれていた。大変珍しい石仏で、縁を切ったり、繋ぐためによってはさみを選んで祈願するというのが面白い。




「檜枝岐の舞台」
案内板によると「檜枝岐の舞台は江戸時代に建設されましたが、明治26年焼失しこの建物は明治中頃に再建されました。昭和51年8月国の重要有形民俗文化財に指定されました。この舞台で毎年5月12日(愛宕神祭礼)と8月18日(鎮守神祭礼)の例祭に奉納歌舞伎が、9月第一土曜日には歌舞伎の夕べとして、千葉之家花駒座の皆さんにより演じられます。また歌舞伎は、平成11年3月「檜枝岐歌舞伎」として福島県の重要無形民俗文化財に指定されました。檜枝岐村教育委員会」とある。


舞台は茅葺屋根で古来の形式を継承するもので、鎮守神や疱瘡神社の境内にある。




境内は舞台を取り囲むように半円形で階段状になりそのまま観客席になっている。




記念写真用の歌舞伎役者の看板が立っている。


ここに今年の演目の看板が立てられている。直近では、8月18日(土)に開催するらしく、もう少し予定が後だったら、見ることができたので残念だった。ただ、歌舞伎開催日だけは、何処の宿もかなり前から予約で一杯となっており、急には宿泊できないらしい。


国道の脇に、歌舞伎通りという細い路地があり、その奥に入っていくと舞台がある。


「水芭蕉像」
尾瀬の妖精として称えられている水芭蕉の像がある。檜枝岐温泉のシンボルでもある。


「六地蔵」
かつて檜枝岐は冷害に悩まされ、凶作で餓死者を出した年もあった。働ける人だけが生き残るため、生まれた子供を「間引き」するという行為が、この土地でも行われた。6体の稚子像は、その霊を弔い母の嘆きを慰めるため享保15(1730)年に安置されたという。六地蔵に隣接する絵馬掛けには家内安全や安産を祈願する絵馬も見られ、最近は由来とは別に子宝、子育て守護として稚子像を参拝する人も多いという。




「セイロウ作り板倉」
案内板によると「もっとも古い形の板倉で柱を使わず厚さ10センチほどの板をセイロウのように組み合せたもので釘など金具は一切用いない、屋根には下葺き板をのせその上に樺の皮を敷き、さらにその上に楢の割板を葺く、建築の年代は定かでないが、建築の様式としては奈良の正倉院と同じで、建築史上重要な文化財である。檜枝岐村」とある。


「路傍の大樹」
案内板によると「桂、桧、落葉松(枯れて今はない)の三本がほぼ等間隔に並んでいる。古老の話によると村を開いた偉い人の墓印だと云う。承和の昔(約千百五十年前)越後の国より藤原常衡、大友師門、熊谷勘解由、が来村し、開村したと伝えられているところから、この三人の墓印かと思われる。檜枝岐村」とある。


「マンホールの蓋」
マンホールの蓋は、さすが尾瀬の玄関口らしく水芭蕉の絵が入っている。


「日帰り温泉」
三箇所ある温泉施設の“駒の湯”と“アルザ尾瀬の郷”。




他に“燧の湯”がある。

「立派な墓」
国道沿いには、立派な墓が立ち並んでいる。ちょうどお盆の時期ということもあって、花や提灯、供物等が手向けられていた。姓を見ると「星」「平野」「橘」で占められていた。ほとんどの村民は、このどれかの姓になるらしい。




「線量計」
他の地域では見られない放射線測定器の電光表示板が、公共施設に設置されている。こんな所にも原発事故の爪あとが残っているのかと、暗い気分になった。数字は、0.090μSv/hと、それほど高い値ではない。

福島から帰ります

2012-08-16 08:00:04 | 呟き
13日から福島県の檜枝岐村に来てました。
日本百名山の尾瀬燧ヶ岳と会津駒ヶ岳を無事登頂。
そして、今日16日に帰ります。
帰りの高速道路が渋滞しないうちに帰れればいいのですが、、、。
山の様子は、後日アップします。

「スイカナイフ」が人気とか

2012-08-15 00:02:47 | グッズ


約200年の歴史を誇るスイスの名門キッチン用品メーカーKUHN RIKONが、スイカのカット専用に考案した「スイカナイフ」がテレビで紹介されたことで人気が出ているそうだ。緑の持ち手部分は人間工学に基づいて設計され、てこの原理を生かして余分な力を加えずに誰でも簡単に切れる。また、日本製の鋼材を使用した赤い刃の部分には、ギザギザの凹凸を施して切りやすくした上、シリコンコーティングをすることで、切ったスイカが刃にくっつかないようになっているという。

このところの暑さで、スイカを食べたくてしかたがない。そんな暑い夏に、こんなナイフでスイカをズバッと切ってかぶりついたら美味しいだろうな。ナイフの長さは、41.5cmもあるが、危なくないように、赤い専用カバーがついており、使わない時はそこに納めておけばいいようになっている。価格は3,150円(税込)なり。

他にもメロンナイフ(税込2,625円)、カボチャナイフ(税込2,625円)、アボガドナイフ(税込1,575円)などがあるそうだ。どれもあんまり使う回数は少なそうだが、台所にあると楽しくなりそうなナイフたちである。

映画『ダークナイト ライジング』

2012-08-14 00:02:03 | 映画


しばらく映画を見に行ってなかったので、何にしようか迷ったが、やはりバットマンシリーズの完結編『ダークナイトライジング』を見ることにした。バットマンシリーズは、既に7作作られているが、今作品は『バットマン ビギンズ』『ダークナイト』に続くクリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト三部作」の完結編である。ただ、この3部作は『バットマン ビギンズ』が2005年、『ダークナイト』が2008年の作品となっており、前がどうなっていたか忘れていたことが多い。この作品を見るにおいては、前作、前々作を一度復習してから見ておいたほうが良かったかもしれない。

解説とあらすじを紹介しておく(goo映画より)

「解説」
クリストファー・ノーラン監督による「バットマン ビギンズ」「ダークナイト」に続くシリーズ完結編。8年間平和を保ってきたゴッサム・シティを狙う新たな敵とバットマン(ダークナイト)との攻防を描く。出演は「ザ・ファイター」のクリスチャン・ベイル、「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」のマイケル・ケイン、「裏切りのサーカス」のゲイリー・オールドマン、トム・ハーディ

「あらすじ」
ゴッサム・シティを襲撃したジョーカーを倒した後、トゥーフェイスことハービー・デント検事殺害の罪をかぶり、街を離れたブルース・ウェイン(クリスチャン・ベイル)。その8年後、再びゴッサム・シティに戻ってきた彼は、街の破壊をもくろむ新たな強敵ベイン(トム・ハーディ)を前に、バットマンとして対峙する……。


3時間近い長い映画だった。全体的に暗いムードが漂う映像で、いかにもダークナイトにふさわしい。ただ、冒頭だけは青空のもと大型飛行機が、小型飛行機を引っ掛けて空中で解体してしまうという荒業的な映像で始まる。しかもこの映像はCGではなく、実機を使ったリアルな映像らしい。さすが、とことん本物の映像にこだわった作りである。この空中飛行機解体ショーが事件の始まりとなってストーリーが展開していく。

その後、舞台はゴッサムシティに移っていくのだが、あいかわらずゴッサムは暗い雰囲気の街だ。「デント法」によって犯罪者は押さえつけられ街は平和が続いている状態だが、バットマンことブルース・ウェインは完全に引きこもりで冴えない人生を送っていた。やはりバットマンとしての役割を果たすことがなくなって、心身ともに目的を失った男となっていたのである。杖をついて腰が曲がった状態で登場するシーンでは、これがあのバットマンだったの?といささか可哀相になってしまった。

しかし、ゴッサムの平穏もそこまでだったのである。冒頭で登場した新たなる敵ベインが、新たなる嵐を巻き起こしていく。ベインの証券取引所襲撃により、ブルースは破産に追い込まれ、会社も傾きかけ、しまいにはベインに囚われてしまい深い穴倉(虎の穴)に閉じこまれてしまう。この虎の穴というのが、なんだか訳がわからない場所だ。タイガーマスクではあるまいが、深い穴倉の下で大勢の人間が閉じ込められ一生を送らされていると言うのだ。その穴を抜け出した人間は、過去において一人しかいないという。一体そこの人たちは、どんな理由でそこにいて、食事や生活はどうしているのだろうか?映画だから、その辺りは適当にぼかしているのだろうが、何故か気になった。ブルースもその穴倉に閉じ込めながらも、次第に体力気力をつけて穴倉を抜け出した二人目の人間になる。あんなに弱々しかったブルースが、簡単に垂直にそびえたつ穴の壁をよじ登り外界に出るなんて都合よすぎる展開である。しかも、この穴倉は何処にあったのだろうか?外国のようにも見えるし、果たして彼はどういう手段で、ゴッサムに戻ったのだろうか?いろいろ突っ込みどころが満載の展開ではあった。

ゴッサムに戻ったブルースは、再びバットマンとしてベインと対決することになる。バットマンを罠にかけたキャットウーマンことセリーナ=アン・ハサウェイの協力を求め、いよいよバットマンとしての活躍が始まる。ベインの目的は、核融合炉の核物質を核爆弾の変えてゴッサムを破壊することだった。アメフト競技場のグランドが地下道の爆発で陥没して選手が地面に飲み込まれていくシーンは、かなりの迫力である。このあたりも観客は実際のエキストラで撮影されたようで、凄いシーンだ。地下道に閉じ込めらた警官隊が、キャットウーマンに助けられて地上に戻り、自警団や犯罪者の集団と戦うシーンもCGではなく実写であると言う。映像的には、目が離せないシーンが多く飽きることはなく見続けることができた。

後半、いよいよバットマンとベインの対決となるが、このベイン思ったより強くない。マスクを被り、素顔は見えないのでハンニバルのレクター博士を彷彿させるが、マスクを壊されると弱ってしまう。バットマンの悪役としては、ちょっと物足らない。前作のジョーカーのインパクトが強すぎただけに、残念だ。ベインも、実際は影のボスに使える脇役に過ぎなかったのである。影のボスが、誰なんだと言うと完全にネタばれとなるので止めておくが、意外な人物でビックリする。ただ、そのボスがこの事件を起こした背景が、今一つ理解できなかった。これも前作、前々作の流れを良く知っていないから理解できなかったかもしれない。

さて、核爆弾の爆発まで残り僅かになって、バットマンは無事ゴッサムを救うことが出来るのか?果たしてバットマンは、無事に帰還できるのか?最後まで目が離せない展開となり映画に見入ってしまった。今作で、完結という事らしいが、新たなるシリーズが始まるような布石もあった。3部作に渡る超大作だったといってもいい。最後は、感動する場面で終わるし、バットマンシリーズのファンだったら見ておいて損はないだろう。

オリンピックもいよいよ終り

2012-08-13 00:02:13 | スポーツ
オリンピック最終日に、日本人としては最後の金メダリストが誕生した。
レスリング男子フリースタイル66キロ級の米満達弘が決勝でインド選手を破り、金メダルを獲得したのだ。
今まで、録画でしか見てなかったが、ライブで優勝の瞬間を見ることができて感激した。
もう一つライブで見ていた男子マラソンは6位入賞が最高で、アフリカ勢の強さに圧倒された。
しかし、今大会の日本のメダル獲得数は38個となり、史上最多の04年アテネ五輪の37個を上回り、日本人選手の活躍が目立った大会だった。
テレビでは、今まで活躍した選手の特集をやっていたが、いろいろ記憶に残る試合が多い。

水泳では、メダルラッシュで金こそなかったが、水泳日本を印象付けるレースが多かった。
中でも、男子400mメドレーリレーでは、北島の頑張りが利いて見事銀メダル。
個人では、力が出せなかったが、団体ともなると力が出る日本人のよさが発揮されたレースだった。

柔道女子57キロ級で優勝した松本の目は凄かった。まさに野獣のような厳しい目付きに圧倒された。
体操男子個人総合で優勝した内村も見事期待に応えてくれた。
アーチェリー男子個人で銀メダルをとった古川は、あまり日が当らないアーチェリー競技に注目を与えてくれたようだ。

団体競技では、最大の注目を浴びた女子サッカーの「なでしこジャパン」の活躍。
金こそ取れなかったが、アメリカとの互角の試合で、おおいに感動を与えてくれた。
また、卓球女子の団体での銀メダルも素晴らしかった。
石川、福原、平野のチームワークで勝ち取った結果に思わず、目頭が熱くなった。
バトミントンでは、有力選手が失格というアクシデントもあったが、女子ダブルス決勝で、
中国組と対戦した藤井・垣岩組の粘り強い戦いには手に汗を握った。

そして、レスリング女子の圧倒的な強さには感服。
他にも、フェンシング男子団体の活躍、バレーボール女子の韓国を破っての銅メダル、ボクシングの金メダルなど、
記憶に残る試合が一杯あった素晴らしいオリンピックであった。

まだ、新体操の結果がどうなるか判らないが、全ての試合が終りいよいよ閉会式となる。
さあ、次のオリンピックではどんな感動が待ち構えているのだろうか。
4年後を楽しみに、いろんな競技の各選手の活躍を期待することにしよう。

今夜、ペルセウス座流星群がピーク

2012-08-12 19:56:06 | サイエンス


今夜から13日未明にかけて、しぶんぎ座(1月)、ふたご座(12月)と並ぶ「3大流星群」の一つ「ペルセウス座流星群」が、出現のピークになるそうだ。10日から14日ごろまで観測できるというので、夏休みの人は夜更かししても大丈夫だろう。

方向は、北東方向のカシオペア座とペルセウス座の間に位置する放射点から飛び出すように星が流れる。周囲が暗く好条件の場所なら、1時間に20個以上の観測も可能であり、月のない方向を見れば観測しやすいそうだ。

また、14日未明には、金星の手前を月が横切って隠す珍しい現象「金星食」が起きる。石垣島(沖縄県)を除く日本の大部分で観測可能だというが、立派な望遠鏡がないと見ることはできない。ちかくに天文台があれば、きっと観測イベントが開催されているにちがいない。