
今夜から13日未明にかけて、しぶんぎ座(1月)、ふたご座(12月)と並ぶ「3大流星群」の一つ「ペルセウス座流星群」が、出現のピークになるそうだ。10日から14日ごろまで観測できるというので、夏休みの人は夜更かししても大丈夫だろう。
方向は、北東方向のカシオペア座とペルセウス座の間に位置する放射点から飛び出すように星が流れる。周囲が暗く好条件の場所なら、1時間に20個以上の観測も可能であり、月のない方向を見れば観測しやすいそうだ。
また、14日未明には、金星の手前を月が横切って隠す珍しい現象「金星食」が起きる。石垣島(沖縄県)を除く日本の大部分で観測可能だというが、立派な望遠鏡がないと見ることはできない。ちかくに天文台があれば、きっと観測イベントが開催されているにちがいない。