とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

最高のスポーツ時計「スント Ambit」

2012-08-31 22:51:23 | グッズ


最近多くのランナーが、GPS付きのスポーツ時計を持つようになってきた。一日何キロ走ったかというのは、ランナーにとっては気になる数字である。そんなことで、私もARESのGPS付きスポーツ時計を持っている。特に気ままにランニングした時の距離を知りたい時にはこのGPS付きスポーツ時計を使ったりする。ただ、ほとんどのGPS付き時計は、バッテリーの消耗が早く、8時間から12時間くらいしかもたない。100キロマラソンでは、13~14時間くらいかかる私の実力では、今持っている時計は画面が途中で消えてしまうので使いものにならない。もっと、長持ちするGPS付き時計があるといいなあと思っていたら、やはり既に発売されていたというのが最近になってわかった。

それは、フィンランドのスントから出ている「SUUNTO Ambit(スント アンビット)」という製品だ。スントといえばアウトドアウォッチでは有名なメーカーである。私も登山用として1台持っており、登山の時には高度を知る為に愛用している。そのスントから、登山などを想定した“アウトドアモデル”と、ランニングなどで使える“トレーニングモデル”の両方の機能を搭載したモデルが開発されたというわけである。スントでは、それぞれの分野用に高レベルの製品を開発してきたが、その両方を搭載し高レベルで使用できるとなれば、まさに鬼に金棒である。まさに、「Ambit」はスントのフラッグシップモデルと呼べるべき製品になるそうだ。

発売は、今年の4月27日だったということで、その発売のニュースを聞いた人々が早々に予約をし、日本正規品の初回販売分は発売日当日で完売し、次回入荷は8月ごろという人気ぶりだったという。

さて、その特徴はGPS機能、高度計、気圧/温度計、3Dコンパス、心拍計測ベルトなどを用いたトレーニング機能、ストップウォッチ、ラップ機能、アラーム、消費カロリー表示、デュアルタイム標示、10気圧(100m)防水などがあり、対応できるシーンは、登山、トレッキング、ランニング、トレイルランニング、自転車、トライアスロン、スキー、スノーボード、スイミング、ヨット、カヌーなど枚挙にいとまがない。つまり数多くのアウトドアシーンやアクティブスポーツで機能的に活用することが可能になっているという。これだけの機能があるというだけで、大いに物欲をそそられる。

中でも、特筆できるのが同類の製品のなかでもトップクラスの計測能力だ。衛星の取得感度がかなり早いのでストレスをためず使用できるそうだ。GPSのチップの位置を工夫し時計の向きを気にせずデータを取得したり、加速度センサーでトンネルや木々の多い山中でも、移動を認識しそれまでのデータから取得データを補足して正確な距離を計測することによって感度が上がっているのである。因みに、今までの高度計は気圧が変化するたびに毎回補正をしないと正確な高度表示ができなかった。しかし、「Ambit」はGPS機能で、その場所の位置がわかるので、高度も正確に表示されるというわけである。補正の手間が要らないというのは、すごい魅力である。

そして、もう一つ特筆できるポイントは、GPSデータを1秒ごとに取得する設定であれば最大15時間、60秒ごとの設定ならば50時間連続使用が可能だということだ。100kmを走るウルトラマラソンや制限時間48時間のトレイルレースなど、今まで途中で電池切れとなってしまっていた長距離レースでも使用することができるというのが凄い。また、GPSデータを取得せずに通常の時計として使用する場合は最大30日間使用できるので、これで大いに安心して使うことができるというわけだ。

性能をいろいろ見ていくと、まさに最高のスポーツ時計といわざるをえない。ただ、最高というだけあってお値段もなかなかのものだ。ノーマルの「Ambit」は4万9350円。心拍計測ベルト付の「Ambit HR」が5万4600円となっている。アマゾンで買えば一割引になるようだが、ちょっと躊躇するお値段ではある。でも、欲しいなあ…。

詳細はこちらから
「日経トレンディネット」
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20120427/1040662/