とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

金星探査機「あかつき」打ち上げ成功

2010-05-21 18:58:29 | サイエンス
18日の予定だった金星探査機「あかつき」の打ち上げは、今日21日に延期になっていたが午前6時58分、H2Aロケット17号機が種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げられ無事30分後に、あかつきを金星に向かう軌道に投入したそうである。打ち上げ成功は11機連続となり、最近の日本の人工衛星打ち上げは全て成功している。日本の宇宙開発の技術は素晴らしいものだと感心している。

あかつきは約5億2000万キロを飛んで12月に金星の周回軌道に入り、大気の動きなどを2年以上にわたり観測する。金星版の気象衛星とも言われるあかつきには、二酸化炭素からなる厚い大気や硫酸の粒でできた雲の様子を調べ、秒速100メートルもの風が吹き荒れる仕組みなど、金星の気候の謎に迫るという壮大なプロジェクトである。



また、あかつきと共に打ち上げられた宇宙ヨット「イカロス」も、金星付近に向かう軌道で分離したということで、こちらも気になる。あかつきとイカロスには、計41万人のメッセージやイラストが書かれたアルミ製プレートとDVDが載せられ、夢がある企画も行なわれている。私は、特にこのイカロスという宇宙ヨットが如何にして宇宙を進んでいくかが興味深い。14m四方の帆が宇宙空間でうまく開いて金星に向かってほしいものだ。

打ち上げ動画はこちらから
http://www.jaxa.jp/countdown/f17/live/missionphoto_j.html

カーナビ窃盗団が暗躍中

2010-05-20 22:10:33 | 
このところ、カーナビ窃盗が全国で多発しているそうだ。静岡市内では、集中的に事件が発生しており窃盗団が暗躍しているらしい。手口は、結構荒っぽく窓ガラスを割ってあっという間にカーナビを外して持ち去っていくらしい。もちろん、それ以外でも金目の物が車内にあれば盗られてしまう。

カーナビは、取り外しが簡単な外付けタイプのほうが盗られやすいと思っていたが、今はそんなこと関係ないらしい。カーナビは純正品・後付(市販品)ともに狙われており、カーナビ盗難の46.4%は純正品だそうだ。そんな話を聞くと、自分の車は大丈夫かいなと心配になってしまう。セキュリティシステムに入っているので、異常なことがあればアラーム音の発生と、監視センターに連絡が入ることになっている。ただ、盗もうと思えば短時間で済むので、連絡が入っても後の祭りかもしれない。

やはり、窃盗を防ぐには盗られないような構造にする事が一番である。純正タイプでは、ダッシュボードにしっかり埋め込まれ一見簡単に外れそうに見えないが、実際はメンテナンスなどの作業効率向上のため取り外しが簡単にできるように設計されているそうだ。カバーは、簡単に外せることが出来、カーナビ本体は簡単なネジで止められてだけのものが多い。そのことが防犯性を下げることとなり,カーナビが盗られる結果に結びついているという。

そんな中、簡単にねじを取り外せない「特殊ねじ」の売り上げが急増しているそうだ。特殊ねじは、ねじの頭の部分が従来の「プラス」や「マイナス」ではないことに加え、市販の六角棒スパナなどでも開閉不可能。複雑な形状のため、開閉できる工具の作製も困難だ。さらに、定期的に形状を変えるなど、防犯効果を高める工夫を凝らしているという。大事な車の中でも、特に大事なカーナビ。何らかの対策をしておくことが必要かもしれない。

知られざるパワースポット「事任八幡宮」

2010-05-19 19:49:47 | 観光
以前このブログでも紹介したが、掛川に「事任八幡宮」という神社がある。知られざるパワースポットとして、来拝者は地元の人よりも県外からの方が多いらしく、何度もこの神社の前を通ったことがあるのに私も最近知ったばかりだ。パワースポットといわれる所以は、願い事がことのままに叶うと言うありがたい神社だからだ。パワーを強く感じる人によると、階段から本殿に向かうところがもっともパワーが強く、頭がくらくらするらしい(本当かいな?)。

今日は、仕事で藤枝方面に行ったのだが、帰り道に「事任八幡宮」の前を通るので、ちょっと寄り道して境内を散策してきた。階段を上ると「事任八幡宮」と書かれた立派な鳥居がある。


境内には、この神社の由緒が書かれた看板があった。
由緒には、こんなことが書かれている。

創立年代未詳 大同二年(809)坂上田村麻呂東征の際 桓武帝の勅を奉じ 
旧社地本宮山より現社地へ遷座すという…。
古代より街道筋に鎮座。遠江に座す願いことのままに叶うありがたき言霊の社として
朝廷を始め全国より崇敬されしことは平安朝「枕草子」に記載あることを見ても
明らかなり…
江戸期に入りては徳川幕府も当社を信仰し社殿を改築 朱印高百石余を献上す。
明治以降 県社八幡神社と称せしが第二次大戦以後の社格廃止に伴い由緒ある名
「事任」を復活し現在は事任八幡宮と称す


境内は、パワースポットといわれるだけあって、杉の巨木や楠の巨木が立ち並び、大きな神社ではないが、巨木が宿すパワーに満ちているような雰囲気が感じられた。国道1号線沿いながらこの場所だけは、ちょっと違う空間のような気がしないでもない。特に、大クスノキや夫婦杉はなかなか見ごたえがある。



本殿の前には、願掛けする人たちの絵馬がかけられていた。

せっかくなので、私も一つ願いごとが叶うようお参りしてきた。平日の雨降りという天気なのに、お参りに来ている若いカップルもいた。誰もいないかと思っていたが、意外と参拝する人がいるものだ。


ハイブリッド車(HV)の音対策

2010-05-18 22:54:03 | 
金星探査機「あかつき」の打ち上げが天候悪化の為21日に延期になった。確実に成功できる日に打ち上げたほうがいいので、もう少し待つことにしよう。

さて、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)は、エンジン車よりも静かであるのが“売り”の一つである。したがって10km/h前後の低速時などはわずかなモーター音だけとなり、静か過ぎるため歩行者や自転車の人が気付かないことが多い。私もHVに乗っているが、歩行者が気付いてないなと思うことが良くある。そんな時は、かなり余裕をあけて追い越すのだが、抜かれた人はヒヤリとしていたかもしれない。

そんなこともあり、静か過ぎるのは良くないということで、HVやEVに接近音を発生させる装置をつけることが検討されている。最近東京で、接近音発生装置を装着した車の体験会が行なわれそうだ。自動車教習所コース内に用意されたHV・EVは、トヨタ「プリウス」、日産「EV-11(ティーダ版EV試作車)」、三菱「i-MiEV(アイ-ミーブ)」の3台。構内でいろいろなパターンでの走行プログラムを実施したそうである。

参考にプリウスの接近音を動画で紹介する。



他のメーカーの音も微妙に違うようだが、早ければ年内にも、接近音を標準装備したHV・EVが各社から登場するそうである。さて、今までのHV車はどうなるのであろう。後付で、装着義務が出来てくるのか、既に発売された車はそのままでいいのか気になるところである。


金星探査機「あかつき」明日打ち上げ

2010-05-17 21:30:33 | サイエンス

(金星を目指す「あかつき」の想像図)

最近、日本の宇宙開発が積極的に行なわれている。先日、日本人二人目の女性宇宙飛行士、山崎直子さんがスペースシャトル「ディスカバリー」号で無事帰還したばかりだが、今度は、金星探査機「あかつき」を載せるH-IIAロケット17号機の打ち上げが、明日5月18日6時44分14秒に設定されたという。

時速400キロで金星をめぐる硫酸の雲の下に、灼熱の大地が広がる金星。地球の兄弟星の謎に挑む世界初の惑星気象衛星が、ついに打ち上げられるというのだ。昔から、火星と並びロマンを搔きたてる星として金星は知られている。また、明けの明星、宵の明星と呼ばれ、夜空を眺めた時一際明るく光る惑星である。過去にもアメリカやソ連が競い合うように探査機が送り込んだが、その後はしばらく探査が途絶えていた。長い空白期間を置いて、再び日本から金星探査のミッションが開始されたというわけだ

金星は、太陽から約1億820kmの距離(地球-太陽間の0.72倍)のところを公転する地球型惑星で、大きさや密度が地球と同じくらいであるため、地球と似た過程で作られた双子のような惑星であると考えられているが、その環境は地球とはかなり違っているという。大気は主に二酸化炭素からなり、その量がとても多いために地表気圧は90気圧にもなる。高度60kmあたりには硫酸の雲があり、この雲は地球の雲と違って惑星全体をすき間なく覆い時速400kmという速さで東から西へと流れているそうだ。地表気温は460℃にも達するが、この高温は金星が太陽に近いことが直接的な原因ではなく、大気中の大量の二酸化炭素が温室効果によって熱を閉じ込めるために、わずかな太陽光エネルギーをもとにして効果的に暖まっているという。金星は温暖化の究極の姿を見せていると言えるのである。

今回の金星探査の主な目的は、地球の常識では考えられない不思議な風が吹いている金星の気象の解明を目指す、世界的にもユニークなプロジェクトということだ。惑星ごとに異なる多様な気象や異なる時代の気象を統一的に理解することが最終目標で、最低2年(地球年)の観測を行なうそうである。この観測データが解明されるのは、まだまだ先のことだろうが新しい発見や面白い現象が公表されることを期待したい。


(「イカロス」の宇宙での推進イメージ)

また、H-IIAロケットには「あかつき」以外に、小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS(イカロス)」も搭載される。イカロスは「宇宙ヨット」に例えられ、太陽光のわずかな圧力を推進力に、半年かけて金星を目指すというユニークな衛星だ。「帆」に当たる一辺約14mの正方形の樹脂製の膜を宇宙空間で広げる。膜の厚さは食品ラップの十数分の1程度の0.0075ミリ。太陽光の粒子が反射する時に生じる微弱な圧力で進む。地球上ではほぼゼロに等しくても、無重力の宇宙では大きな力になるという。このアイデアは、昔からSF小説にも取り上げられたりしていたものだが、宇宙で航行に成功すれば世界初の快挙になるそうだ。イカロスが、無事宇宙空間で帆を広げ、進んでいく様子を想像するのも面白い。

「あかつき」と「イカロス」等を搭載したH-IIAロケット、無事打ち上げ成功して欲しいものだ。

豪雨時の車の運転

2010-05-16 19:17:21 | 
今月のJAFMATEに、豪雨時における車の問題点についての実験結果が載っていた。これから、梅雨に入るとゲリラ的に豪雨に見舞われる恐れがある。急激に冠水した道路を走るときはどんなことに注意したらいいか参考になる。

『テスト1.冠水路を走りきれるか?』
大雨で、冠水した道路を走らざるを得ない場合だ。水深30センチではセダン、SUV(車高が高い)とも時速10キロと時速30キロのどちらでも、問題なく走る。しかし、水深60センチになるとセダンはエンジン停止してしまう。SUVも時速10キロならOKだが時速30キロになるとエンジン停止してしまう。いずれも、空気の取り入れ口から水が入ってしまうことが原因である。やはり、安易に冠水路には進入せず、迂回したほうがいいということだ。

『テスト2.水没時、窓やドアは開くか?』
止むを得ず、冠水路に入ってしまいエンジン停止した時や、車が水没した時にドアや窓から脱出できるかである。セダンの場合、水深60センチまではパワーウインドウが開くがそれ以上になると誤作動が始まり、1mになるとまったく開け閉めが出来なくなる。また、ミニバンでは水深90センチでドアが開けられなくなる。何れにせよ、水没したら直ぐにでも車から脱出するしかない。

車が水没するなんて、めったに起きることではないが、いつ何がおきるか判らない。車に閉じ込められて亡くなった人の話も聞いたことがあるので、車の中には緊急脱出用のハンマーを備えてある。いざと言う時は、ハンマーで窓を割って脱出するつもりだ。


「ありがとう」 いきものがかり

2010-05-15 23:11:38 | 音楽
4月から始まったNHKの朝ドラ『ゲゲゲの女房』(主演:松下奈緒、向井理)を毎日見ているが、主題歌の歌が、なかなかいい。

ありがとうって伝えたくて あなたを見つめるけど♪
繋がれた右手は 誰よりも優しく ほら この声を受けとめている♪

まぶしい朝に 苦笑いしてさ あなたが窓を開ける♪
舞い込んだ未来が 始まりを教えて またいつもの街にでかけるよ♪

とまあ、こんな感じで、さわやかな歌声が聞こえてくる。
お互いを“思い合う事”の積み重ねがとても大きな事に繋がるのではという
シンプルで大切な事を歌った、温かく、優しく、力強いナンバーである。
まさに、ドラマの内容にマッチしたいい歌で、つい口ずさみたくなってしまう。

歌っているのは2006年3月にシングル「SAKURA」でデビューした吉岡聖恵、水野良樹、山下穂尊の3人からなる『いきものがかり』だ。へんてこな名前だと思っていたが、バンド名の由来は、水野と山下が小学校1年生の頃、共に“生き物係"をしていたことによるそうだ。彼らの歌は、今まで良く聞いたことがなかったが、ユーチューブ等でいろいろ聞いてみると、いい歌が結構ある。「SAKURA」を初め、「YELL」「ノスタルジア」等もいい歌である。そして、今回の18枚目のシングル「ありがとう」はNHKの朝ドラ主題歌になったことで、かなりヒットするに違いない。

動画はこちらから
http://www.dailymotion.com/video/xd5a14_pv_music


薄型テレビ売れてるようです

2010-05-14 23:19:23 | テレビ
先日、テレビが壊れて慌てて買い換えたのだが、最初に買おうかなと思った製品が、2ヶ月待ちだと言われ、止むをえず現品がある製品を買った。テレビの展示場には、たくさんのメーカーの製品が置かれ、いくらでもありそうな感じだったが、あくまでも展示用で実際に客に売れる製品は在庫がほとんどないそうである。これほど、テレビが売れているとは思っていなかったので意外だった。

今年の3月までは「エコポイント制度」の終了にあわせた駆け込み需要で大いに売れていたのだが、4月も好調な売れ行きをみせているようだ。大きな理由としては、4月以降もエコポイント制度が継続されたためであるが、LEDテレビの発売により、画質の高さや省エネ型であることが購入にあたっての評価に繋がって、買い増し需要が増加しているという話だ。

また、既に薄型テレビを持っている人たちが、2台目として買い増しをしていることで売れているらしい。しかも、現在持っているサイズより更に大型のテレビに買い換えている人たちが多いと聞く。「32型や37型を持っているが、やはりリビングに設置するにはこのサイズでは小さかったとして、リビング用に新たに大画面テレビを購入しにくるケースが見られる」、「2台目用に小さいサイズを購入しようと店頭にやってきたが、最初に32型や37型を購入したときより安く40型台、50型台の薄型テレビが売られており、リビング用に買い増す形に変更する」といった事例が多いそうだ。

確かに、40型台、50型台は、ちょっと昔と比べるとやたらに安くなっている。いまの値段を見ると、高額で42型を買ったのが、バカらしくなる。これも、技術革新と販売台数が増加したことによる値下がりなのだからしょうがない。これから買う人たちは新しい技術のLEDテレビや3D対応テレビも視野に入れて購入できるのが新しい物好きの自分としてはうらやましい。最近買い換えたばかりの我が家では、当分テレビの買い替えはないだろう。

奈良マラソン、初日から順調みたい

2010-05-13 22:32:09 | マラソン
12月5日に開催される「奈良マラソン2010」の参加者募集の受け付けが10日から始まって、私も早速初日にエントリーした。ブログにも、エントリーのことを書いたら、アクセス数が軒並み上がってきた。「奈良マラソン」のキーワードで検索している人が、結構いるようだ。修学旅行で昔は奈良に行ったけど、その後行ったことがなくてマラソンで奈良を走ってみたいという人もおり、関心が高まっているかもしれない。

奈良新聞の記事によると、申し込み初日の午後3時の時点で、4000人を超える申し込みが全国から寄せられており、初日から順調な滑り出しをみせているそうである。実行委事務局でも「初日からこれだけたくさんの反響があり、とりあえずほっとしています。マラソンを通して、たくさんの人に奈良の魅力を知ってほしい」と話している。

今のところランネットで確認したら、まだ受付中であったが、定員はマラソンが1万人、10キロが4000人、5キロが2000人、3キロジョギングが1000人ということであり、いずれも先着順なので、締切日前に受付終了になることは間違いなさそうだ。まだまだ、先の事だが、今から奈良の魅力を探そうとワクワクしている。


参議院選挙またもタレント候補乱立か

2010-05-12 19:32:27 | 政治
夏に参議院選挙が行なわれるが、このところタレント候補の立候補がいろいろ報道されている。元野球選手の中畑清、堀内恒夫、女優の岡崎由貴、落語家の桂きん枝、プロレスラーの西村修、柔道の谷亮子等が挙がっているそうだ。

過去にも、参議院ではたくさんのタレント候補が出馬して結構当選しているが、実際当選した彼らが何をやっていたのかほとんど記憶に残っていない。特に比例区で上位に入った候補者は、政党の名前だけで自動的に当選できてしまうので、大した政策を持っていなくても人気だけで当選できてしまう。まったく、この制度は何とかならないものだろうか。

単なる人気だけで、タレント候補を選出する政党のやり方には疑問を感じざるを得ない。政権交代といって自民党から民主党に変わったが、まったくの期待はずれで、ますます日本の将来が危うくなってきている今、人気があるだけのタレント候補に日本の将来を任せることは出来ないであろう。地道に政治活動している人たちが、もっといるはずである。どうして、そんな人たちが出てこないのか残念である。

タレント候補の中では、東国原県知事や橋下府知事、石原都知事など実績を出している人もおり一概に否定は出来ないが、大方は政治には素人である。有権者の皆さんには、単なる人気投票に終わらせないよう、しっかり候補者の政策や考えを見極めて、投票に臨んで欲しいものだ。