とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

飛騨位山「展望と今回のコースの概要」

2010-05-24 00:15:43 | 山登り
祭壇岩を探すため、草だらけで急斜面のゲレンデ内を歩き回り30分近くかかってしまった。一息ついて登山道を登りなおしたが、それだけでお腹が空いてしまっていた。きりがいいスキー場頂上で休憩することにした。ちょうどリフトの降り口でおやつを広げた。気温が上がって暑くなり、冷たいゼリーやら夏みかん、お菓子などをほうばる。


スキー場上部からは雪を被った山々の絶景が見える。これは、ゲレンデに設置されていた展望写真だ。快晴なら、こんな景色が見られる。
「立山連峰」

「穂高連峰」

「乗鞍岳」


休憩した場所の近くには水溜りがあって、オタマジャクシがうようよ泳いでいた。


巨岩を見ながら「天の岩戸」に着くと、反対方向から子犬2匹をつれた女性が一人で歩いてきた。この日出合った二人目の登山者だった。朝、道の駅で見かけた夫婦のうちの奥さんだった。旦那さんが沢釣りにいっているので、それを待つ間一人で山を登ってきたという。子犬が可愛いので女性陣は大喜びだった。以後、その女性と子犬達とは水無神社まで一緒に行動する。


山頂までの周回コースを歩くが、最初に御嶽山のビューポイントを通過する。

次は乗鞍岳のビューポイントである。すこし霞みかかっているが、山の形は良くわかる


ビューポイントを過ぎると「天の泉」と呼ばれる御神水が湧き出る水場がある。屋根がついた水場で、最近整備されたばかりのようできれいな場所だった。水がある場所はパワーが強い場所だと言われている。

位山の中では、ここが一番のパワースポットかもしれないと言われ、冷たく美味しい水をいただきパワーを授かった気になる。みんなはペットボトルにも御神水を詰めてお土産に持ち帰る。



頂上で記念写真を撮った後、近くの広場に移動する。ここからは、霞みかかっていたが白山が臨まれ、見晴らしがよく広々として気持ちいい場所だ。


昼食は、みんなが持ち寄ってくれた有り余るほどのたくさんの食材で、お腹が一杯になる。自分が持ってきたおにぎりは余ってしまい、帰りの夕食になった。

山頂からは木道を経て「天の岩戸」に戻る。

「天の岩戸」からは、巨石と巨木が立ち並ぶ自然林を下る


最後の巨石を過ぎると、この場所にそぐわないような球体が目に入ってきた。ある新興宗教団体が立てたものらしく、地元では当惑している物らしい。

これも、新興宗教団体が建てた妖しげな人面の龍。

こちらは、由緒ある水無神社の鳥居だ。ここまではダナ平林道経由で車で来ることができる。


我々は、さらにダナ平林道を歩いて「道の駅」まで戻る。ところどころ舗装された林道は登山靴では疲れる。こういう道は、できれば舗装して欲しくないものだ。


1時間30分ほどで「道の駅」がある駐車場に戻る。ここには「分水嶺の水場」がある。この水場より左側に流れ出る水は、南方の飛騨川から木曽川へと合流し太平洋へ。右側に流れ出る水は北方の宮川から神通川となり日本海へ注いでいるということだ。日本の水の流れを二分する場所だとわかり凄い場所にいるなと実感した。


これで、3回に分けての「位山」の登山記は終わりとする。今回は、展望、古代ロマン、パワースポットと一風変わった組み合わせで登山が出来ておもしろかった。

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