とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2015北海道ジャーニー・マラニック続編:6日目富良野~美瑛編

2015-05-10 09:30:20 | マラソン
10:26。富良野に到着する。コンビニの駐車場で車を降り、富良野小学校の校庭に移動する。この辺りが、北海道のへそ(中心)になるという。


10:29。校庭にある北海道中心標の前で、スタート前の記念撮影だ。富良野市は北緯43度20分、東経142度20分に位置し、北海道の中心部ですと説明にあった。しかし、前日では新得町が中心だという話もあり、何で違うのかと調べてみた。新得町と富良野市との違いは、北方領土を面積に含めた場合が新得町で、北海道本島だけの場合が富良野市になるようだ。


富良野小学校から、山を見ながら走り出す。


沿道には、芝桜を一面に植えている家が数多く、目を楽しませてくれる。


こちらはラベンダーだが、まだ花が咲いていないのが残念だ。


富良野岳、十勝岳、美瑛岳等の十勝連峰を眺めながらどんどん走っていく。


赤レンガのサイロと芝桜のコントラストもいい。


国道を離れ、パノラマロード江花に入っていく。




富良野から美瑛に向かう道は、まさに雄大な北海道を象徴する風景が続いている。




緑に波打つ草原の丘と空しか見えない。


この広い畑には何が植えられるのだろうか?十勝連峰と広大な丘陵がいつまでも目を楽しませてくれる。




湿地には、ミズバショウの花が咲き始めていた。


1本ポツンと立っている「クリスマスツリーの木」。


15時。美瑛に入ってきたところで「新田農園」の作業場に立ち寄る。毎年、トランスエゾのエイドをやってくれているそうで、突然押しかけた我々マラニックのメンバーも歓迎を受けた。立ち寄った時は、アスパラガスの選別作業を行っていた。


大将から、冷たいお茶や、採れたてのアスパラガスの炒め物を振る舞ってもらう。塩味のアスパラガスが美味しくあっという間にみんなで平らげてしまった。




農園の大将たちと一緒に、立ち寄ったメンバーで記念写真を撮って先に進む。


15:36。距離にして31キロくらいになり、美瑛駅まではあと数キロだ。


赤い屋根の家と芝桜の庭がメルヘンチックで、美瑛の風景によく似あう。


16:07。美瑛駅に到着する。ここで約35キロになった。


当初は、美瑛駅がゴールだったが、宿が美瑛のパッチワークの丘にあるので、丘の景色を見ながらさらに宿まで走っていくことにした。パッチワークの丘には、有名な撮影ポイントがたくさんある。どうしても見に行きたかったのが、この「ケンとメリーの木」である。日産スカイラインのテレビCMに使われ、歌も大ヒットした伝説の撮影ポイントだ。




この場所に来ると、Buzz の「ケンとメリー ~愛と風のように~」のフレーズが頭に何度も浮かんできていた。




「ケンとメリーの木」から、さらに2キロほど走る。


17:11。今回のツアーの最後の宿であるペンション「ポテトの丘」に到着する。距離にして41キロほどを走っていた。また、ランの最終日として、一番の思い出に残る素晴らしいコースにもなった。


夕食は、初めての洋食となり、ワインや20年物の古酒を頂いたりして最後の夜を楽しんだ。


参考:この日のコースマップ


2015北海道ジャーニー・マラニック続編:7日目に続く。

2015北海道ジャーニー・マラニック続編:6日目鉄道員ロケ地編

2015-05-10 07:36:27 | 観光
5日目の宿は、10名ずつで分宿する。私は、お宿「たけ」だった。ぶっきらぼうな口調のオーナーで、入った時の感じがあまり良くなかったが、話をしていくうちに打ち解け、前夜も遅くまでオーナーと共に盛り上がった。

5:26。朝からいい天気で、みんなこの日も早起きだ。やはり、爽やかな空気の下で朝ランを少しすることになった。


近くで、クマが出たことがあると聞いていたので、辺りを見回しながら走る。幸い見通しがいいので、めったに出会う事はないだろうが、北海道はクマの王国なんだと改めて思った。




広大な大地と十勝連峰の山並みを見ながら走る気分は爽快だ。




4キロほどランをして宿に帰る。7:47。お宿「たけ」を出発する。


7:55。新得駅に到着する。ここで、もう一つの宿に宿泊したメンバーと合流する。


8;29。2台揃ったところで狩勝峠で休憩だ。




狩勝峠(かりかちとうげ)は、南富良野町と新得町の境界にある峠で、峠の標高は644mある。峠の西側は石狩川水系、東側は十勝川水系となり、日本海側と太平洋側の分水界になるそうだ。




8:50。JR幾寅駅に到着する。この駅は、高倉健主演の映画「鉄道員(ぽっぽや)」の舞台となった駅である。入り口は、映画で使われた「幌舞駅」という名前がそのまま残っている。







周りにも映画で使われたセットがそのまま残っている。


客が3日に1人というだるま食堂。


ひらた理容店。


幌舞駅内のセット。


健さんの写真も…。


「鉄道員(ぽっぽや)」のポスター。


これは、健さんが映画で身に着けていた衣装だ。


駅のホームの様子。


人形を持った女の子が「怖いから外で待ってて」と乙松(高倉健)に頼んで入って行った線路沿いのトイレ。後に高校生になった女の子は、広末涼子が演じた。


鉄道員ロケ地見学は、とても良かった。何度も来られるところではないので、大いに得した気分になった。そして、“北海道のへそ”とよばれる富良野まで向かった。

2015北海道ジャーニー・マラニック続編:6日目富良野~美瑛編に続く。