とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2015ぐるっと富士山一周100キロウルトラマラニック

2015-05-24 18:46:38 | マラソン
今年も、ヒロボーさん主催の「ぐるっと富士山一周100キロウルトラマラニック」に参加してきた。今回、第1回と銘打ってはいるが、実際は、1昨年の試走、昨年のリハーサルに続いてなので3回目となる。全て出場しているが、今年も最初から最後まで美しい富士山に見守られて走ることが出来た。富士山を朝から晩までずっと見られるというのは、なかなかない事なので、実に運がいいとしか言いようがない。

22日の午後から、家を出てスタート地点の静岡県裾野市に向かう。19:03。夕日に照らされた富士山が神々しい。翌日の天気も、良さそうだと安心する。


スタートは、23日午前0時である。車の中で、しばらく仮眠した後、受付を済ませてスタート地点に並ぶ。標高が高いので、空気はヒンヤリしているが、震えるほどではない。


午前0時、周辺の住民にも騒がしくないよう、静かにスタートする。


明け方までは、ヘッドランプ、チカチカライトなどを頼りに真っ暗な道をひたすら走る。時折猛スピードで走り去るトラックや乗用車にも気を付けなければならない。道中には、富士サファリパーク、富士山こどもの国等があるが、真っ暗なので何も見えない。緩やかな下りや上りをやり過ごし4時頃、白糸の滝近くまで来た。日の出前だが、もう辺りは薄明るくなり、ヘッドランプはいらなくなった。

5:01。富士山が、良く見える場所に出た。スタートして45キロくらいの地点だ。毎年この辺りでは、ダイヤモンド富士を写そうとするカメラマンを見かける。今年も、ダイヤモンド富士の出現時間までは、待っておられないのでそのまま通過だ。


5:32。凄い庭園越しに眺める富士山。個人の庭らしいが、こんな贅沢な庭を所有するなんて凄い。


5:48。富士山の裾野から陽が出てきた。ダイヤモンド富士の観測地点からは、大分位置が離れている。


6:36。山梨県富士河口湖町に入る。


7:27。富士ヶ嶺のJA前で、休憩する。喉も乾きお腹も空いていたので、ベンチで富士山を見ながら簡単な朝食だ。しばらくすると、よっぴーさんが来たので、N山さんも交えて富士山をバックに写真を撮る。


8:15。49キロ地点にあるエイドに到着する。ここは、今回の最高標高地点であり、富士五湖の一つ本栖湖や南アルプスの白峰三山を臨むことのできる絶景ポイントだ。


エイドでも、味噌汁や果物、手作りサーターアンダギーなどを頂き、エネルギーを充てんする。疲れて倒れ込んでいる人もいた。


休んでいると、ぞくぞくと仲間が集まってきたので、絶景ポイントで記念写真だ。


8:35。50キロ地点に到着する。やっと半分まで来た。その後は、7人ほどの集団で励まし合いながら進む。


9:29。道の駅「なるさわ」に到着する。ここからの富士山も、毎回美しい円錐形だ。


富士急ハイランドがある富士吉田は、硬くてコシが非常に強い「吉田のうどん」が有名だ。再びお腹が空いてきたので、「吉田のうどん」を食べに行こうという事で、N山さんお勧めの店を目指して走る。大分腹ペコになってきた頃、お勧めの店に着いたのだが、なんと店は閉じられ廃業していた。仕方なく、次のお勧めの店を目指して走るが遠かった。やっと店に到着して、飲み干した生ビールが美味しかったことは間違いない。

13:10。山中湖のエイドを出て、湖畔沿いに走り出す。


山中湖村役場前を右折すると、籠坂峠への上り坂だ。いつもだったら、後半の上り坂になるとヘロヘロで走ることが出来なくなっていたのだが、今回は体も軽く少々の上り坂は、何の苦も無く走っていくことが出来た。

籠坂峠を越えると、再び静岡県に入る。道の駅「すばしり」までの長くて急な下り坂を一気に駆け抜けた。須走IC付近から緩やかな下り道となるが、長い下りで疲れ、いささか疲れ気味だった。15:30。何とか、90キロの最終エイドまで頑張り、腰を下ろしたときはホッとした。エイドでは、豆腐やトマト、キュウリなど疲れた胃に優しい食べ物が出て、再び元気を取り戻す。


残り数キロになったころ、再び富士山が見えてきた。自衛隊演習地沿いの道なので建物は全くなく、富士山の展望は抜群だ。大型車両の通行に注意しながらも、ゴールを目指してパワーアップだ。


17:00。前後して走ってきたN山さん、アッコちゃんと一緒にゴールする。


その後は、いつもの通り、温泉に入って宴会だ。それでも、疲れと眠気で21時過ぎには部屋に戻って爆睡する。ところどころで休憩して走った100キロなので、思ったほどダメージはなかった。

翌朝、宿泊した参加者で集合写真を撮って解散する。


4時過ぎに目が覚め、外に出かけた時は雲に覆われてた富士山だが解散して帰る頃、くっきりと姿を現していた。近くの絶景ポイントで最後の記念写真を撮って、仲間たちと別れ帰路についた。




今回も、最初から最後まで富士山に見守られた楽しい100キロウルトラマラニックになった。このところ出かける先々で、天気に恵まれて本当に嬉しいかぎりだ。