さんぜしょぶつ えはんにゃはらみつたこ とくあのくたらさんみゃくさんぼだい
三世諸仏 依般若波羅蜜多故 得阿耨多羅三藐三菩提
訳:過去・現在・未来にわたる”正しく目覚めたものたち”は知恵を完成することによって、この上なき悟りを得るのである。
(阿耨多羅はこれ以上ない、三藐は正しい、三菩提は悟りを表す)
こち はんにゃはらみった ぜだいじんしゅ
故知 般若波羅蜜多 是大神呪
訳:したがって次のように知るがよい。知恵の完成こそが、偉大な真言であり、
(“呪”とは、呪いというのではなく、真言という意味で、仏のまことの言葉を指す)
ぜだいみょうしゅ ぜむじょうしゅ ぜむとうどうしゅ
是大明呪 是無上呪 是無等等呪
訳:悟りのための真言であり、この上なき真言であり、比較するものがない真言なのである。
(是大神呪から是無等等呪までの四つの真言は、次にあげる真言を褒め称えているのである)
のうじょいっさいく しんじつふこ
能除一切苦 真実不虚
訳:これこそが、あらゆる苦しみを除き、真実そのものであって虚妄ではないのである、と。
こせつはんにゃはらみつたしゅ そくせつしゅわつ
故説般若波羅蜜多呪 即説呪曰
訳:そこで最後に、知恵の完成の真言を述べよう。すなわち次のような真言である。
ぎゃていぎゃてい はらぎゃてい はらそうぎゃてい ぼうじ そわか
羯帝羯帝 波羅羯帝 波羅僧羯帝 菩提 僧莎訶
訳:あえて訳すと、“往き往きて、彼岸に往き、完全に彼岸に到達した者こそ、悟りそのものである。めでたし。”と考えられる。
(この部分は、秘蔵真言分といって、尊重され、わざと訳さないで原語のまま読むことになっているそうだ。したがって音として覚えたほうがいいだろう)
はんにゃしんぎょう
般若心経
訳:知恵の完成についてのもっとも肝要なものを説ける経典。
これで、終わりである。文献によっては、違う解釈のものもあると思うが、何となくわかったような気分にはなった。これから、お遍路に行きたい方は、事前に意味を知ってから行くと、唱えやすいのではないだろうか。
三世諸仏 依般若波羅蜜多故 得阿耨多羅三藐三菩提
訳:過去・現在・未来にわたる”正しく目覚めたものたち”は知恵を完成することによって、この上なき悟りを得るのである。
(阿耨多羅はこれ以上ない、三藐は正しい、三菩提は悟りを表す)
こち はんにゃはらみった ぜだいじんしゅ
故知 般若波羅蜜多 是大神呪
訳:したがって次のように知るがよい。知恵の完成こそが、偉大な真言であり、
(“呪”とは、呪いというのではなく、真言という意味で、仏のまことの言葉を指す)
ぜだいみょうしゅ ぜむじょうしゅ ぜむとうどうしゅ
是大明呪 是無上呪 是無等等呪
訳:悟りのための真言であり、この上なき真言であり、比較するものがない真言なのである。
(是大神呪から是無等等呪までの四つの真言は、次にあげる真言を褒め称えているのである)
のうじょいっさいく しんじつふこ
能除一切苦 真実不虚
訳:これこそが、あらゆる苦しみを除き、真実そのものであって虚妄ではないのである、と。
こせつはんにゃはらみつたしゅ そくせつしゅわつ
故説般若波羅蜜多呪 即説呪曰
訳:そこで最後に、知恵の完成の真言を述べよう。すなわち次のような真言である。
ぎゃていぎゃてい はらぎゃてい はらそうぎゃてい ぼうじ そわか
羯帝羯帝 波羅羯帝 波羅僧羯帝 菩提 僧莎訶
訳:あえて訳すと、“往き往きて、彼岸に往き、完全に彼岸に到達した者こそ、悟りそのものである。めでたし。”と考えられる。
(この部分は、秘蔵真言分といって、尊重され、わざと訳さないで原語のまま読むことになっているそうだ。したがって音として覚えたほうがいいだろう)
はんにゃしんぎょう
般若心経
訳:知恵の完成についてのもっとも肝要なものを説ける経典。
これで、終わりである。文献によっては、違う解釈のものもあると思うが、何となくわかったような気分にはなった。これから、お遍路に行きたい方は、事前に意味を知ってから行くと、唱えやすいのではないだろうか。