とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

ミラーレス一眼カメラが売れているそうだ

2010-08-23 21:47:45 | グッズ
コンパクトデジタルカメラは、国民のほとんどに行き渡った感が強いが、メーカーは新しいタイプのカメラを作り出している。このところ、コンデジに代わる新しいタイプのカメラ「ミラーレス一眼カメラ」が人気を集め、売れ行きが上がっているそうである。

「ミラーレス一眼カメラ」とは、デジタル一眼レフカメラの基幹部品であるミラー(反射鏡)と光学式ファインダーを省いたレンズ交換式のデジタルカメラのことである。簡単に言うと、コンデジに交換レンズが付いたようなものである。最近、パナソニックやオリンパス、ソニー等がミラーレス一眼カメラに参入しニコン、キヤノンの一眼レフ2強に挑もうとしている。

新しいタイプのカメラとして、興味があっていろいろ調べてみた。

《ミラーレス一眼カメラの長所》
·小型軽量である。
·光学系の構造が簡単であり、故障が少ない。
·ミラーが無いため動作音が小さい。
·ミラーが無いためミラーショックによる画質低下が無い。
·ミラーが無いためシャッタータイムラグが少ない。
·光学式では精度的に困難であった視野率100%のファインダーが簡単に実現できる。
·動画撮影機能との親和性が高い。


《ミラーレス一眼カメラの短所》
·AFの速度が遅い
·電子式ファインダーの性能が不十分である。
·小型化のためにはレンズマウントの変更が不可欠であるため、過去のレンズ資産を継承しづらい。
·撮像素子やファインダーが常に動作しているため、ユーザー側でバッテリーを長持ちさせる工夫ができない。


メーカーの思惑は「きれいな写真を撮りたいと思いながらも、コンパクトデジタルカメラに流れていた女性などの需要を掘り起こしたい」ということらしい。デジタル一眼レフ並みの高画質ながら、小型で軽いというのは女性には、大いに人気が出そうだ。メーカーの思惑は、見事に当ったといえるだろう。

だが、私は短所として挙げられた「AFの速度が遅い」というのが一番気になる。カメラは一瞬のチャンスを確実に捉えられないと面白くない。しかも、動作音が小さいというのも気にいらない。一眼レフのガシャという音は、確実に撮ったという安心感がある。重厚なシャッター音がないカメラはつまらない気がする。女性には受けそうだが、私は従来ながらの一眼レフを支持したい。