とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

荒川三山・赤石岳登山 その1

2010-08-16 22:33:59 | 山登り
盆休みは、例年3泊前後の縦走登山に行っている。今回は、南アルプス南部で最もメジャーなコースである荒川三山・赤石岳の縦走とした。昨年赤石岳は登っているが、荒川三山は初めてだ。例年、この時期は夫婦だけで行っていたが、今回はラン友のかっちゃんからの誘いもあってその友人2名を含めた5名での山行となった。

コースは、畑薙ダムから椹島、千枚小屋、千枚岳、荒川三山、荒川小屋、赤石岳、赤石小屋、椹島という周回コースとなる。椹島から樹林帯を進み、千枚小屋にやっと到着する。


千枚小屋の周辺は、日当たりがよく水が豊富なため一面にお花畑が広がっている。マルバダケブキやシシウド、トリカブトの咲き乱れるお花畑の間を登っていく。



しばらく、進むとダケカンバの森となり植生が変わってきた。


オレンジのクルマユリが数輪咲いている。


森林限界近くになり、岩場が出てきた。ガスが湧き上がり、高い山に来たことを実感させられる。


急登を涼しい風を受けながら登りきると千枚岳(2880m)の頂上だ。


千枚岳から丸山への登山道も、見事なお花畑が続く。

(マツムシソウが半端じゃないほど群生しているのには驚いた)


(タカネビランジ ごく淡い淡紅色のものが多かった)


(岩場の間に生えるハナウド)

崩れそうな岩場を下る。


しばらくは平坦な道となり、なだらかな山頂の丸山を目指す。


大きな岩の上に、ホシガラス(胴体の白い点々が星空のように見える)がとまった。


丸山は、名前の通り真ん丸い山頂ながら3032mの高峰だ。


丸山の先には、岩がゴツゴツと突き出た山が見えてきた。


なだらかな道が終わり、道の様子が大きく変わってきた。


ここからは、積み重なった大岩を乗り越えていくルートになる。


そして、荒川三山の最高峰の東岳(3141m)に到着した。

その2に続く。