気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

続・今起きていること(4)疫病神の悩み

2020-08-26 09:04:36 | 地球の一大変容

ある旅人が、ある大きな街に向かう道の途中で疫病神に出会ったそうだ。
その疫病神は、道の途中にある大きな岩場に腰を掛けていたが、どういうわけか、肩を落として悩んでいる様子だった。

 

旅人
 「疫病神さんのようだが、いったいどうしたんだい?」

疫病神
「あー?、わしのことか?・・」
 疫病神はローブのような汚れた衣の埃をはたきながら起き上がった。

旅人
 「そうだ、浮かぬ顔しているが、疫病神ともあろうものが、何を悩んでいるのか、どうしてそんなに気を落としているのか、教えてもらえないか?」

疫病神
 「悩んでるって?、えー?、これが悩まずにいられるかね!?」

旅人  「・・・」

疫病神
 「わしは神さまからのお努めで、いつものようにあの大きな街
に行き、一定数の疫病を流行らせるはずだったんじゃが、・・」

旅人 
 「フムフム・・それで」

疫病神
 「それが今回はいつもと全く違ったんじゃ。
わしが街に入って、それなりに暴れ回って疫病を増やしていたところ・・、いや、誤解せんでくれ、流行り病にもそれなりの教訓があるからなんじゃ・・」

旅人
 「そりゃそうだ」

疫病神
 「いや、そんなことはどうでもええ、・・その街に入ったときに
わしの姿形をコピペした何者かが、大暴れに暴れ回ったんじゃよ! そのあまりのオドロオドロしさに、正直身震いしてしもうたわ(笑)」

旅人
 「では、あんたの偽物が・・街中を疫病だらけにしていた
と、そういうわけかい?」

疫病神
 「そうじゃ、大勢の偽物がわしの振りして、疫病大流行の悪さしとったんじゃ、大量にな・・。
わしにはそんな欲などありゃせん、ただ自然界の摂理の御役目をまあしぶしぶと承っとるだけじゃもんで・・。」

旅人
「でも、偽物は偽物、疫病を流行らせる力はないはずでは?・」

疫病神
 「そうじゃよ!
疫病になったのは、いつもと同じようにわしが振りまいた毒に当たった者だけじゃ、その他大勢は連想する恐怖の妄想から病人になってしまったんじゃよ! 自分で言うのも変じゃが・、恐れることが最も疫病神なんじゃ!」

疫病神 
 「それで、あれがわしの罪になるのか悩んどるところなんじゃ。
何にしても、疫病神というわしの姿・形、その役目が恐ろしいからじゃろうて・・・」

旅人
 「そうかなー、違うと思うよ、あんたは昔からやっていたことをやったまで。昨今の都会は何でもかんでも、恐怖さえお金にするまでになっただけさ。」

「それに、もうあの街には行かない方が良いかもしれない、あの街には、あんたが行ってわざわざ調整するほどの、平和や余裕がなくなったようだからね。」

 

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疫病とは、流行りのコロナのことだが、ここしばらくの経過を注意して見ている人ならば、もうハッキリと認識できる段階ではないだろうか?
国家、組織、誰が、何がどう動いたのか?・・も含め、まき散らされるものの本体は「恐怖」だということ、

そしてそれは人々に連鎖して、心:マインドに沸いてくるものだということに本当に気付くだろうか。そんな連鎖に参加するのは、実に愚か極まりないことではなかろうか。

 

参考画像:     人に既にある免疫パワー


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