気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

観察と創造

2022-12-20 12:00:00 | 意識の科学(実践編)

実証された極めて根本的な科学上の実験を再度確認しておこう。

これらを深く理解することで、自分たちががいかに創造を行っているかがわかるからだ。

実証されたものにどんな否定も出来ないのが法則であり、また恩寵である。

言葉で表現された内容を深く吟味し、あるいは思い描くことで、その法則からどんなことが展開可能であるかがわかるものだ。

 

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実証1)

物理学上の2重スリット実験でわかったことは、素粒子は人間の観察行為によって、波から粒子に変わってしまうということ。

人間の観察がなければ、波は波のままであるということだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

実証2)

さらに、「ホイーラーの選択遅延実験」によって、観察以前には物質(粒子)は生じない、つまり世界は観察以前には存在しない・・ということが実証された。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

観察とは何も見る行為だけではなく、見る聞く感じる機能である五感を使って・・内面意識が気づくということである。

観察者とは、対象に気付く者であり、対象そのものではない。

観察者とは・・対象(粒子・物質)ではない。

だからあなたも・・対象(粒子・物質)つまり肉体ではあり得ない。

そういうことになる。

・・・

視覚機能があって、情報が身体の五感センサーを経由して、頭脳内のニューロン細胞に電気信号が伝わる・・ということだが、それらもすべて細胞、分子、原子、素粒子といわれる「物質」の振動伝達機能のことである。

観察者とは、素粒子つまり物質の元素を出現させるものであり、

繰り返すが・・観察者とは、

空(くう)間に満ち満ちる不定形の波動を・・粒子に変えるその原因であり、決して・・粒子そのものではないのだ。

あくまでも、波動から様々な物質形態に出現せしめている・・いわば「主体」なのである。

主体つまり観察者は絶対的に・・物質ではないということである。

 

波動から粒子を生じさせるのが・・観察者であり、

結果作られた粒子で構成された物質が・・観察者ではないのは「明確」なのである。

・・・

だから観察者・・とは、決して物質、つまり素粒子の集合形ではないのだ。

そう、

観察すること・・色々な情報に気付くこと・・それは働き・法則といった方がわかりやすい。

無限に広がった空間、空(くう)に充満する「波動」を、

観察することで様々な物質を出現させているのが・・・観察者であり、

それはまた・・あなたやわたしたちなのである。

・・・・

あなたはただ夜空を眺めて、「あー広大だな~」と思ったことがあるだろうか?

それに引き換え、人間とはいかに小さなものであるか・・!と感じたこともあるだろうか?

 

嗚呼、でも朋よ・・

あなたの視覚に写っている広大な夜空も無限に向こうにある宇宙も、

あなたの耳に聞く風の音も、

あなたが嗅ぐ大気の匂いも、

冬の冷気に震える肌の感触も

それらすべて「観察者」であるあなたが・・創り出しているのだ。

 

・・・

「見るもの聞くものすべてを創造したなんて、そんなこと絶対あり得ない」・・と、こころは言うだろうが、

ここでいう「創造」とは・・根源的なことであり、

当然ながら、(肉体であるあなたが)草原の木々も、都会のビル群も・・あなたが手足や頭、知識を駆使して作ったわけではない。

そういう、図画工作や、陶器、機械、建築設計や構築という人知、肉体による「創作」の話ではなく、

手足、頭脳、精神活動にともなう人間の、試行錯誤での創作・創造のことではない。

 

観察することで、その観察対象のすべてが出現しているという、

もっと、もっと根本的な・・創造の話である。

それを・・今・・現に行っていることを言っている。

・・・

あなたがいるからこそ、そこにあなたの世界が出現している。

あなたが眠っているとき、その時に・・世界は存在していない!

眠っているその時にも、肉体はあるじゃないか・・と言うが、

それは他者があなたの眠っている身体を観察している話で、

その時に・・あなたは無意識・・であり、

あなたは・・肉体さえも知覚しない。

そう、あなたにとって世界・宇宙は存在していない

 

あなたが無意識であるときは、つまり観察者としてのあなたがいない場合には、

あなたにとってどんな世界も存在しない。

不定形の波動で満ちた空(くう)の只中にいて、どんな粒子(物質)も存在しない状態であるともいえるだろう。

 

あなたが夢を観ているときには、その夢の世界を創造している。

そして、朝にあなたが目覚めたとき、つまりあなたの肉体が活動を始めてからは、

あなたの肉体の知覚機能を通じて、再びあなたの世界を現出させているのだ。

もちろんその世界は、毎日毎旬おなじみの、

この世的現実世界、いわば3次元的世界といわれるものである。

なぜならば、あなたがこの世界にオギャーと生まれてから、

これでもかといわれるくらい、

この世的な認識で強固に教育されてきたからである。

 

そして、

その3次元的認識を通してこの世界を「観察」しているために、

その強固なこの世的認識世界として・・あなたが観察する・・その姿が繰り返し浮上しているのである。

 

極めて重要なので再掲しよう。

これは法則といってもいいだろう。

つまり必ず・・そうなる・・そうである・・働きである。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

実証1)

物理学上の2重スリット実験でわかったことは、素粒子は人間の観察行為によって、波から粒子に変わってしまうということだ。

人間の観察がなければ、波は波のままであるということだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

実証2)

さらに、「ホイーラーの選択遅延実験」によって、観察以前には物質(粒子)は生じない、つまり世界は観察以前には存在しない・・ということが実証された。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

結論を言うと、いわゆる・・・100%!

あなたの世界は・・あなた次第であるということである。

もちろん他者の世界は、それぞれ他者次第である。

したがって、

他者を支配しようとか、そんなことは決してできないし、

やることに意味もなく、愚かで、無駄だという事だ。

ましてや、自分の幸せを他人が分けてくれるとか、創ってくれるとか、

あるわけもない!

 

・・・

そんなどうでも良いことに惑わされず、

あなたやわたしが、それぞれの世界を創造していることに気付かなばならない。

さらに、次に・・・!

そして、その世界がどうあれば「幸せなのか」・・・

どういう物語が楽しくうれしいのか・・・

全ては・・あなた次第、わたしたち次第であるということだ。

もちろん、これらは古代からの真実として伝わっていることであり、

知っている人は知っている話ではあるが、

物質科学の領域によってもそれが実証され、裏つけられたからには、

もう、どう言いつくろいも出来ないだろう。

実際に真面目に理解すれば、考え方・生き方・実践として反映されることになるものだ。

それがこの次元世界における・・目覚めであり、

1つの夢から覚めた者たちは、必然的に、

新たな現実という世界に入ってゆくことになる。

もちろんその世界・物語では、主人公は・・

それぞれの観察者、主体・・創造の元の子、神の子たちである。

 

 

本日も拙い記事をご覧いただきまして、誠に有難うございました。

 

昨今は明らかに時間の流れが速いと感じることでしょう。

それは古い時代の物語の最終章において、

名残惜しさが感じられるからではないでしょうか。

皆さんも、なんとまあ、ここまでよく来たものです。

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