気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

次元・振動・観察

2022-12-14 04:20:20 | 意識の科学(実践編)

本来、次元という概念は物理学上で出てきたものである。

簡単に言えば、

1次元・点の世界、

2次元・線の世界

3次元・立体の世界

4次元・立体の変化(時間)の世界となる。

4次元は今我々の世界とされていて、3次元の立体空間における様々な変化すなわち時間という次元が加わって、合計4次元である。

宇宙という無限の3次元空間(xyz)において、様々な物質の変化を観察している。変化は時間経過(t)によって起きるとされる。

・・・

さて、ひも理論、超ひも理論という先端物理学では、全ての物質つまり素粒子は、弦(ひも)の振動のようなもので、その弦の振動パターンと振動数の違いが、様々な素粒子を生み出すと考えられている。

そして振動パターン、振動数の違いが11・12次元まであるとされている。

つまり、次元とは素粒子の元にある弦の振動の違いだと言うのである。

正弦波での振動数は1,2,3・・という階数になる。

 

 

ひもの場合の様々な振動パターンのイメージ

 

・・・

素粒子つまり我々が無数に接している諸物質は、全て弦の「振動の違い」であるということなのだ。

弦の振動、振動数の違い、エネルギーの違いが、物質としての形態の違いとして出現している・・ということになる。

単に・・物質・素粒子は弦の振動形態や「振動数」に還元されるのである。

一見なにも無い空(くう)に生じた素粒子として観測される。

その素粒子の集合形が「物質」である。

 

物理学上の2重スリット実験でわかったことは、素粒子は人間の観察行為によって、波から粒子に変わってしまうということだ。

人間の観察がなければ、波は波のままであるということだ。

さらに、「ホイーラーの選択遅延実験」によって、観察以前には物質(粒子)は生じない、つまり世界は観察以前には存在しない・・ということが実証された。

・・・

人間の観察に拠らなければ、この3次元世界は生じていない!ということだ。

これが結論である。

 

はーあ、難しそうな理論だな・・という考えはやめにした方が良い。

これは、今我々がここに生きて、死ぬまで生活している・・その在りのままを説明しているだけなのだ。

しかしながら、絶対的気づかなければならないことは何かといえば、

観察によって、不定形の振動エネルギー(波)が、定形の粒子状に変わるということである。

変わる‥という表現は厳密には不適切かもしれないが、実際に観察によって粒子として・・・観察される・・ということだ。

観察によって、観察可能な・・粒子になっている、というややこしい表現になるかもしれない。

・・・

あなたやわたしたちのこの世界での日常において、様々な人や事物に接しているけれども、

それは、わたしたちの観察によって・・起きている・・ということだ。

・・・間違っても、

厳密で確固たる物質で溢れた時空間(世界)に、物質肉体の人間が存在するということではない。

無限の物質世界に・それに比べて極小きわまりない物質人間が存在している・・・わけではなく、

人間がそれを観察・観測するからこそ・・その無限とも思える物質世界が存在しているのである。

・・・

嗚呼・・・何度も言わなければなるまい、

観察・観測しなければ、世界は存在し得ないのである。

あなたが観察しなければ、あなたの世界は存在しないのだ。

これを、思い巡らせ、深く認識すべきところである。

そうすれば、

あなたが何者か?というより高い、確たる認識が現れるだろう。

・・・

これに比べれば、今世界で生きている、あるいはあなたの明日の生活の悩みや、人生の悩みなど・・本来ならば・・・ごくごく小さな、あるか無いかわからないようなものだ。

そう、全ては・・小さなな極小で微細な波動が、あなたの観察によって出現しているのである。

oh,my GOD!・・・

 

観察・観測とは何かといえば、

難しい観測機器を使おうが、電子機器を使おうが、それは人間がその何かの物を「認識」するという行為である。

気付くこと、情報を得ること等が「認識」であって、それは「意識」あるいは意識的行為の事である。

 

したがって、

聖者や覚者達の共通した高次の教えでは、意識が世界を創っているとも言われるのである。

あなたが、あなたの世界を創っている・・のだ。

 

oh,my GOD!・・・

 

 

本日も拙い記事をご覧いただきまして、誠に有難うございました。

この世界のあらゆる物事が佳境に入ってきました。

古い次元認識の時間は残り少なくなってきたという事にも、

気付くべき時が来ているということです。

 


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