気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

あらゆる全ては波動 (3)エネルギーの話

2017-01-07 07:29:11 | 宇宙時代の考え方
世界にある様々な物質とされるものは実際には、素粒子と言われる微細な素子の、自転や公転運動による振動エネルギーということだ。
原子核、電子などの素粒子も、さらに微細なクオークで出来ているとされる。

粒子というと、球体の何かが、そこに静かにあるようなイメージがあるが、
そうではなく、常時回転・振動しているエネルギーといったほうが良くて、つまりそれは波動であると言えるのだ。

運動・振動はすなわち「エネルギー」であり、また振動数・波長・波形を有する「波動」である。
したがって、あらゆる目に見える物質系すべては「波動」に帰せられるということだ。


原子、分子、結晶構造、細胞、生体組織、鉱物組成、植物、動物など少しづつマクロになったとしても、そういう枝葉的なものも含め、
周囲のすべて、そしてあなたも、基本中の基本を言えば・・「波動・エネルギー」である。

ところで、特殊相対性理論では、質量はつまりエネルギーだと言っている。
有名な数式、E=mC^2 (E:エネルギー(J)、m:質量(重さkg)、C:光速)

例えば<1g>の質量があるとする、たった1gだが・・、
それを電力量(KWh)に換算すると、25000000kwh。
これは、大雑把に言ってあるビルの消費電力の5年分に相当する・・ヒエー(笑)!

ちょっと計算してみるといいが、あなたが体重60kgの人ならば、
身体質量だけでも実に膨大な(洗剤ではなく潜在)エネルギーを有しており、
それこそ、きわめて愚かな自滅おもちゃである原水爆の比等ではない。

すくなくとも、
我々が実際に、壮大なエネルギー場のただ中にいるということには気づけるだろし、
我々自身が膨大な潜在エネルギーそのものだということが実感できるだろう。
「あらちょっと、太ったかしら?・・」程度の話ではない。
10kg太れば・・何千年分以上の電力量換算?になるのだから!(大笑)

人という、実に膨大なエネルギーが、スタスタ道を歩き、
膨大なエネルギーがおしゃべりをし、
膨大なエネルギーがラーメンを食べている(笑)

・・・
あらゆるものは、空(くう)中に生じている・・波動・エネルギーだ。
まったくもって、空即是色。

あらゆる存在の元にあるのが微細なエネルギーだが、
それを象徴的に、いや意外とリアルに描けば・・古代からある太陰図となるかもしれない。


(究極根源波動の図柄表示?)

この絵をある視点から解いてみると、・・

もとは無次元・空(くう)に、大いなる想い、歪が生じて、
究極の「対極微子」となる。
それが渦を巻き、エネルギーとなって、自らがその存在を顕示す。

何もないとされる空(くう)に生じた、陰と陽、正と負、
もとは・・空≡±0、でありながら、そこに渦があり、回転があり、振動がある。
それらの波動が、幾重にも組み合わさり、無限に様々な波動形態を生み出している。



ちょっと科学技術的?に言えば、
知られている電磁波、物質振動波、音破、あるいは重力波などの波動以外にも、
未知なる波動は当然ながらあり得るわけで、それらも含め、
あらゆる波動の複合によってさまざまな事物、事象、世界が生じている。

さらに物質・物量のみに価値を置いている現代文明では、
これは一般的とはされていないものの、マインドの働き、
思考や想念も・・間違いなく・・波動エネルギーなのだ。

それも、物量換算できないところの、つまり物理次元を超えている波動、
いわゆる高次元的エネルギー波動である。
エネルギーは水と同じく、高いところから低い所へ流れてゆくもの。
思考や想念、信念が事象や形態化のエネルギーであるという所以である。

様々な波動エネルギーで作られた宇宙で
ある範囲の周波数帯域を1つの「次元」とすれば、
複合された様々な波動の振動数の違いによって、様々な「次元」が生まれてくる。
それはまったく、TVやラジオの周波数帯域と同じようなもの。

簡単な例でいえば、肉眼視できる光の反射の周波数帯域(波長範囲)は、たった400~700nm程度なのである。
しかしながら、たったそれだけでも、美しい大自然や景観を見ることができるのである。



わたしたちがこの世界にいるということは、つまり、
エネルギーのある一定の振動数範囲に限定された、
いわば、「地球圏」という、エネルギー周波数帯域にいるということを意味している。

従って、そこから見ている宇宙は、当然この次元での観察範囲でしかなく、
見晴るかす天空、この大宇宙といえども、1つの次元からみた姿でしかないわけだ。

而して、
無知の知に気づくことの・・その向こうに、
いつもきまって、未知なる無限があり、
その探求が、いつもきまって<人の道>となるのだ。