気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

あらゆる全ては波動 (2)ホログラムな世界

2017-01-06 06:35:14 | 宇宙時代の考え方
あらゆるすべて、身近な存在物、目の前にある様々な物体、机、パソコン、置物・・、
そしてあなたの肉体そのものも、波動に帰せられる。

物質というなじみの物体のすべて、それをミクロな方向に探求してゆくと、
それらはすべて「原子」で出来ているということだ。
これは誰でも知っているだろう。

また原子は原子核と電子で構成され、陽子と中性子という原子核の周りを電子が回っているという話は誰でも知っている。
原子核と電子の間の距離は、原子核の大きさに比べ途方もなく大きく、
原子核がバレーボール程度の大きさと仮定すれば、電子は数十km先の軌道を回っている。

よく言われる説明だが、あなたが原子核で丸い30cm程度ボールとして東京駅にいたとする、
そして、核に相対する微小電子、例えばビー玉程度?の「電子」はどこの軌道にいるかといえば、小田原あたりということになる。
そしてその軌道を、電子自ら自転(スピン)しながら、猛烈な速さでぶんぶん回っているわけだ。(音はしないだろうが・・笑)
原子核と電子の間の残りは<真空>とされる、まさに空漠たる「空」なのである。
あれが固い、これは重いとやっている様々な物質体は、ほとんどが「空間」でできているのである。

電子と原子核の間は、俗にいうスカスカ・・、ほとんどが空間。
つまり物質と言われるもののその殆どがすっからかんの「空(から)」っぽ。
茫漠たる空の中に、原子核、電子と言われる素粒子が回転運動を行っている。
回転運動はつまり振動であり、エネルギーであり、

そこに・・物質がある・・!・・存在物がある・・!ということは、
空(くう)の中に・・
そこに振動、回転する、活動するエネルギーがあるというわけだ。

我々、そして観測されるあらゆる事物は、空(くう)とエネルギーということになる。
それ以上でもそれ以下でもない。

まさに色即是空、空即是色である。

これが実際の我々の世界の、実態なのだ。
あなたも実際には、”ほとんど空っぽ”なのである。



空っぽが道を歩き、空っぽが怒り心頭に達し、空っぽが食べ過ぎでおなかをこわしている。
空っぽが悩み、空っぽが排便し、空っぽが衣服を着ている。(笑)

空即是色、色即是空、
あらわれては消えてゆく、様々な思考や物質形態に満ちたこの世界でも、
すべての基本はそこにある。



巨大な地球も、また物体としての姿を現しているわけで、それはやはり原子でできている。
太陽だろうと惑星だろうと、原子で構成されているならば、同じくほとんどスカスカであることには変わりがない。

科学的な常識も、単に点数上げるための頭の知識だけで終わらせず、
それを思い巡らせることで、
我々がホログラフィックな宇宙にいることが実感できるだろう。

例えば、ちょっとあなたの手をじっと見てみよう。
それは、スカスカの空間と、素粒子がぶんぶん振動しているエネルギーで出来ているのだ。

我々は皆、そしてあらゆるすべてが・・色即是空、空即是色、
すべては、茫漠たる空間の中の運動・振動エネルギーということ。
それによって多次元的宇宙が映し出されているのである。