意識とは波動であるといえる。
意識とは、人にあっては想念であり、想いであり、感情である。これも波動である。
物にあっては、原子・分子の振動という形で現れている。
物質、原子、電子、そしてクオーク素粒子もすべてそうだ。
我々の極めて身近と感じている物質群は、究極はクオークで構成されているというのは、
科学的な常識ともなっている。
あなたの目の前のパソコンや机や部屋周りのあらゆるものは、
物質といわれている存在形態であるが、振動・波動には違いがないのだ。
堅い物があるという観念は、上っ面の観念、見当違いであり、そこに波動があるというのが正解と言えよう。
身体も無数の物質原子、またそれらで構成された分子、あるいは更に高次ともいえる有機的細胞で出来ているわけであり、細胞の数から言えば数十兆もあるといわれている。
そうであれば、肉体自体をとってみても、分子、原子、そしてクオークの数を言えば、それこそ数え切れないだろうし、それは宇宙の全ての星々の数より多いかも知れない。
我々の肉体にしても、数量では到底表すこともできない原子、素粒子で構成されており、それら全てまとめた、1つのものが「わたし」の見ている肉体である。
宇宙もまさに同じく、無窮ともいえる星雲、星雲群で構成されており、それら全てをまとめた1つのものが、「わたし」という宇宙意識といえるのだ。
人顕現としての「わたし」と、宇宙全体を身体と観ている神なる者「おおいなるわたし」、そこには質的な違いはない、
そうであればこそ、
本来のわたし・・・とは、
全てを包み込む全包容的意識・宇宙意識ともいえるのだ。
ただ、今のそれぞれの「わたし」が、それを自覚していないということである。
その時々の自覚のレベルが、意識の進化のレベルということだろうか。
あなたも私達も、全て同じくひとつの「わたし」に包含されている。
全てを意識している・・わたし、それを神とも根源ともいう。
本質的には、個々別々と感じている、いまの「あなた」と同じなのだ。
個々のあなた自身は、全一性の「あなた」と近く・遠く共振している。
いや常にそうであることに今、気付くときである。
想いは実現する・・・いや、まさにそういう想いこそが、
すでにそうであることを、想い出させるのだ。
今どの程度気付いているか、気付いていないかにかかわらず、あなたは宇宙意識でもある。
それは決して驚くにはあたらないことなのだ。
本日も拙い記事をご覧頂きまして、まことに有難うございました。