気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

霊界の集合施設体験記 part 3

2008-07-21 12:10:40 | 夢及び半覚醒時の体験記録

我々の視覚、臭覚、音覚、味覚、触覚などの五感は、世界という存在を認識するために与えられた、一部分の窓のようなものでしょう。我々の眼の可視領域が、電磁波スペクトルのほんの1部であるようなものと同じ事のようです。

さて、Part 2 からの続きです。

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●別の友人、Yさんの病の知らせ

1度そのような、何処かの集会場のような空間で寛いでいるKさんの夢を見た後のこと。

 やはり前の会社時代の同僚Yさんが病気らしいという知らせがありました。企業倒産後、新しい小さい会社を作って何とかやっているようだが、ストレスかなんかで病気になっているらしい・・との、元上司のMさんからの知らせがありました。確かに、中年になればなったで、お金等も最も必要になってくる時期ですし、それに反して世相や・経済社会がバブルの後遺症で萎んでいる状態では、相当に大変なストレス感もあるのです。その後、ひょんなことからそのYさんから電話があり、「元気かよ~?」「ちょっと病気でね。会社も休み勝ちなんだ~」みたいな会話をする機会がありました。その時私に、何故電話を寄こしたのかはわかりません。当時は会社内でそれほど親しくも無く、彼の好きなゴルフを一緒にする仲でもなかったわけです。あえて彼からの個人的な電話は、後にも先にもこの1回限りでした。

そんなことがあってから数ヶ月、その知らせの事も忘れてしまいました。

●再びあの同じ施設?での再会

 そんなあるとき、友人のHから再び携帯電話での連絡があり、なんとその会社を作って頑張っていた Yさんが亡くなったというのです。年齢として、逝くにはまだまだと若いのですが、どうも病気が原因ということでした。あのKさんの時から大体半年程後のことです。今思えば、数ヶ月前、彼からあった一回だけの突然の電話は、Yさんの無意識での別れの挨拶であったかもしれないと思いました。 そうこうするうち、現金なもので、現実生活に追われている為か、その事もすっかり忘れてしまいました。所詮、他人とはこんなものでしょう。

 ところが、ある朝の夢というか、いつもの目覚め過程での半覚醒状態で、再び前回見た「何処かの集会場」の映像が見えたのです。 その集会場のような施設の雰囲気は、以前とほとんど同じです。自分の視点はテーブルのこちら側、やや高めにあり、複数の人達があちら側のテーブルに座って談笑しているようです。

その映像の真ん中付近に、以前のKさんがやはりにこやかに座っています!

「あれー、何だやっぱり生きているんじゃないかー」と、また実感してしまいました。

これは、当然その時の間違いない実感なのですが、後で現実に戻った時には、それは違うと考える類のものです。Kさんが生きているという実感を、これで2回も持ったわけです。それも全く同じような場所での事です。夢ならばあやふやな場面移行などでしかるべきなのですが、2回とも同じような施設に意識レベルで行ったかのようです。

●友人コンビでのダメ押しメッセージ?

これもビックリなのですが、更にビックリしたのは、・・・・最近亡くなったと聞いた、あのYさんが隣に座っているではないですか!

正面向かって、Kさんの右隣に座っています。そんなに、にこやかではないのですが、緊張もしていない様子です。なにか最近ここに来たようなそんな雰囲気でしょうか。

そのとき感じたのが、「なーんだ!2人とも生きているじゃないか!!」という強烈な感覚です。後で思えばよくも何回も騙されるなーと思いますが、その夢、半無意識状態では全くの事実としか感じないのです。

・・・記憶に残っているのはここまでですが、睡眠から目覚めてからもかなり気になる夢情報でした。

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●分析と雑感

これらの夢情報を、少し分析すると以下のような事になるでしょうか。

●以前と同じ雰囲気の、何かの集会場の施設のようなところに、亡くなったといわれる知人が存在する・という情報・メッセージを受けたこと。

●そのときのその場の臨場感は、まさに事実であるとしか思えないこと。例えば、普段の生活での、そこに道路がある、バラが咲いている・・という日常感覚、存在認識と同質の実感とも言えます。

●この世界から去った人の集まる公共の施設のようなところがあるだろうということ。

●施設のようなものがあるならば、それらの運営・ケア等している存在もいるだろうということ。

●自分へメッセージが伝わったのは、お互い知人であるという相互共通の思念と、私なりの好奇心・求道心があったからだろうと思われること。

●これらの現象を物理的に、あるいは数式で表せなどということ自体が、まず見当違いの考えと思われること。

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 1つのこの地球という存在時空にも、我々の今馴染んでいるこの3次元的な存在認識世界の他に、霊界などとも言われているような層、多層の構造があるということは、古くからはスエーデンボルグや、あるいは最近のロバートモンロー、福島大学の飯田史彦、モンロー研(日本)の坂本政道のような方々の書でも紹介されています。また昨今は、前世・過去生・来世を含んだ大きな生命観を示すメッセージや書籍が多く出されるようになって来ています。

 宇宙人などというカテゴリーでいつの間にかイメージ付けされている存在も、我々の壮大な宇宙を含む、多彩な生存・表現のネットワークの一部なのです。あなたや私達も過去と呼ばれる時代に存在して来たし、未来と言われるページにも存在するでしょう。それに全く気がつかないのは、おそらく「今ある本当の時流」に気付かないからなのかもしれません。誰かの、何処かの権威が、あるいは社会組織の上からの放送があるはずだと思っているのでしょうか。

 そのような全体が進化するためには、個々の独自の気付きや理解が絶対に必要なのです。待ちの姿勢であれば、永遠に待ちの状態・そのものを創り上げるでしょう。現状認識の中のウソと真を、自分自身で発見していかなくてはなりません。

 これら各自の意識体験や書物の情報、日常の生活の中での気付き等により、我々は素晴らしい存在時空に居るということが、おぼろげながらも間違いのない実感を伴って理解されてくるようです。今現れている本当に高位なメッセージ、知るべき情報や生命の知識などを、少しづつ意識して統合してゆくことで、アセンション、宇宙人、生と死、霊界、現世、生態系の変化、予言などを含んだ、1段大きなスケールの仕組みが見えてくるだろうと思います。

(了)

 Img_0925 

 どっ! ドアップやめてんかニャー

 足投げ出しネコと勘違いされるわー

 ムム、確かに、夏はおなか丸出しで寝る特技は・・ん・・あるがニャ。