気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

意識の周波数(2)

2007-10-12 21:42:30 | 心の科学分野

<地球及び人の周波数のシフト>

(文系の方ごめんなさい、直感で感じていただくのは理系も文系もありませんので。)

全てが波動であれば色々なことがシンプルに理解出来そうです。

前記事のまとめとして、物質は科学技術の追求によって、量子まで細分化される過程で、結局は波動の塊のようなもであると結論付けられています。逆に眼に見えない分野、人間が描くイメージ、色々な精神活動、意識の有り方も、それらが情報を有していること、またそのものが存在していることに我々が気付いている限り、何らかの波動であるのは間違いないと考えられます。波動であれば周波数を持っています。

この3次元世界は粗い世界・・振動数が低い・・・などという表現がスピリチュアルライクな世界でよく出てきます。これらは、全てが波動であることを言っており、この世界が相対的に周波数の高くない世界であるとの意味と考えられます。

我々の地球世界はある周波数の塊(可能な周波数の範囲)を持っており、その中にいる人間・動物・鉱物などあらゆる存在が、固有の周波数を持っていて、それらがオーケストラのように総合的な地球の周波数帯を構成しています。またそれらの周波数の高さ=振動数の大きさだけ、より多くの「情報」をもつ事ができます。この地球世界の周波数帯の中で表すことが出来る情報は、この地球世界で現われるあらゆる「知覚可能な3次元立体映像」すなわち我々の生きている世界を決定します。

簡単に言えば、ある周波数帯を占有するTVチャンネル(世界)、例えば1チャンネル地球世界としてその番組を放送しますが、他チャンネル(他次元世界)、別チャンネル(他惑星世界)等も実際に存在しており、そのTV局(世界)も別々の番組(別文明世界) を放送しているのと同じことです。各チャンネル(諸世界)はそれぞれ異なった周波数帯が割当てられており、その周波数帯の範囲であれば、他の周波数帯すなわち別のチャンネル(別次元・惑星等)の番組(文明)と混信しませんし、逆に言えば、自分の周波数帯では他のチャンネル(別世界)を見ることも聞くこともできません。試しにTVのチャンネルを変えてみてください。全くの別番組がリアルに見えるでしょう。あるチャンネルが地球であれば、それが地球から見た4次元時空立体映像として、毎日経験しているものです。

自分の波動の周波数は、自分の思い、考え、信念、その行動表現・・によって変わります。例えば、2500年前の仏陀は、豊かな生まれにもかかわらず、出家や苦行や放浪によって世間的な周波数から外れたあと、全てが空しく感じ、全てを捨てた純な意識になった瞬間に、その意識の周波数が、仏陀本来の意識である高周波数帯にジャンプしたのではないでしょうか。仏陀はその素晴らしさを我々に伝えるために、わざわざ長く生きたのだと思います。その意味では、アセンションを遥かに越えた存在であったのだと感じます。

ハイビジョン放送は今のTVよりはるかに、高周波数であり、今までより遥かに美しく、遥かに細かく、遥かに広く、遥かに壮大な世界を見る事ができます。

我々の意識はどのようなことも現すことが出来るのであり、自由に周波数帯を移動できるものだと思います。そのためには、与えられている心や意識の働きを、今より少しでも楽しく、美しく、細かく、自分のみならず自分以外のものまで、理解まで広げ、多くの感動や共感をもたらすものにしてゆくことが大切であると思います。

私たちは今の瞬間、それぞれ固有に、肉体や意識の周波数を持っています。その周波数は私たちが進化するに従い、自然に高くなって行くのではないかと思います。その分だけ視野が広がり、愛が広がり、思いやり深くなり、理解が増してゆくでしょう。それが楽しいので、やはり少しづつ、確実に努力をして、進化して行くのがいいですよね。自分たちの心の使い方に慣れることがまず絶対に必要だと思います。

世に言うアセンションは、ある種の周波数ホッピング(移行・ジャンプ)であると考えられます。大きな1つのサイクル内の感謝すべき特別なお祭り・イベントのようなものでしょうか。意識ある存在の周波数は、それぞれ自然な同調状態であってほしいと考えます。自然を大切に思い、欲張らず、怖がらず、思いやりを大切にし、気楽な心を維持することで、母なる地球の次なるオーケストラに自然に調和できるでしょう。人間には自由意志がある為、責任は大きいのです。