弁護士湯原伸一(大阪弁護士会)の右往左往日記

弁護士になって感じたことを綴っていきます(注意!!本ブログは弁護士湯原の個人的見解に過ぎません)

真実義務?

2016年05月28日 | 法律情報
損害賠償の案件など具体的な金額算定に際し、明らかに相手方弁護士が間違っていて、


当方に有利になっている場合、皆さんはどうされているんでしょうか?




直接私が交渉代理人として入っているわけではない相談ベースの案件で、相手方弁護士作成の計算資料を見ると


誤った計算をしているということが偶にあるのですが、正直に「間違ってますよ!」と常に言うべきなんでしょうか…。




ご相談者には、計算間違いが発生しているので、このまま黙って話を進めると経済的にはメリットが大きいものの


解決後にあとで何か言われた場合は少し厄介かも、とアドバイスしておいたのですが、なんだか悩ましいところがあります。




他人のふり見て…じゃないですが、自分も計算間違いなんて起こさないよう、今一度業務を見直します。







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