弁護士湯原伸一(大阪弁護士会)の右往左往日記

弁護士になって感じたことを綴っていきます(注意!!本ブログは弁護士湯原の個人的見解に過ぎません)

国土交通省が「構造計算書偽装問題への当面の対応について」と題する文書を公開しました

2005年12月07日 | その他
ざっと読んだ限り、報道されていること以上に目新しいものが無いような気もしますが、とりあえず政治的な救済策も検討されていて、日々動きのある分野ですので、今後とも注意して見る必要があると思います。


国土交通省へのリンク
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha05/07/071206_.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤミ金を債権者とする保証契約は無効!-札幌地裁

2005年12月07日 | 法律情報
ヤミ金被害が言われて久しいですが、そこに群がる!?ヤミ金と手を組んだ保証会社の債務者に対する求償が否定される判決が出たようです。

建前論だけを振りかざすのであれば、債権者(この場合はヤミ金)と保証会社は全く別個ですので、ヤミ金が有する貸付金を保証会社が債務者の代わりに支払ったのであれば、債務者は保証会社が肩代わりした支払金を保証会社に対し支払うのは当然のことです。
ただ、今回の札幌地裁の事件の場合、どうやらヤミ金と保証会社は手を組んでいたらしく(あくまでも報道記事からの推察ですが…)、ヤミ金が裁判を起こすのは都合が悪いと考えたのか、裁判を提起するのは保証会社にして、結局暴利をむさぼる形式を取っていたようです。

景気がだいぶ上向いてきたとはいえ、まだまだこの様な問題は発生しているようです。


関連リンク
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20051206/20051206a4370.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする