リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

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2019-05-11 10:44:51 | 断片
 こんにちは。夕暮れにはもう夏の虫。ビーーって鳴くうるさいだけのやつ、ずっとオケラかと思ってましたが、今回ネットで確かめたら、どうもクビキリギスだね。なんて分かるから便利になりました。
 というわけで、今日は2つ目。こちらは普通のテーマ、といってもここんとこお気づきでしょうか、アタマを次回作の節別のあらすじ作成に使っているので、ブログは断片カテゴリーばかり。ま、感想集ですね。
 
 前記事の話題はリゾットなんですが、この連休ではテレビが中華街特集も多く 番組ではお粥の謝甜記にいつも人が並んでて。先月チューリップ見に行ったときも並んでましたが、ある番組によるとお粥は早く食べられるんで回転率がいいんだって。のどがヤケドするぜ。食道がんに注意。
 昔はさ、おかゆといえば安記か謝甜記の2択だったのに、今は中華街、あっちもこっちもありますねえ。代わりに安記はラーメンさえなくなっちゃったもよう。極細麺で、今よく自家レシピにある(塩味というより)中華スープ味のさっぱりラーメンだった気がしますが。

 この頃は即席ラーメンもしっかり麺が多くそれなりにおいしいですが、私は昔風のふにゃふにゃの即席麺も食べやすいので捨てがたいです(サッポロ一番とか)。特にストレスで傷んでいるときはふにゃふにゃを一押し。
 というわけで、近所のドラッグにあった明星食品評判屋の袋麺重ねだし味噌味、5袋で200円を買ってみました。1個40円。やったね。しかし食えんのか? と思ったら、なんじゃこりゃ。「食べられるなにか」としか言いようのない味。すげえまずい。これ「味噌」って言うなよ。しかもまだ4個もあるぜ。
 というわけで味噌小さじ山盛り1杯を追加すると食えました。好き嫌いはお好みですが、お気をつけください。
 
 ニュースは交通事故とトランプ話ばかり。私が口を出す余地もありませんね。「保育の質低下」問題以前。気をつけてても交差点に(身をかばう)ポールもガードレールもなしじゃ、外に出るな、と言う以外なし。神奈川県も246(という幹線)でさえそんな箇所が多い。でも道路交通のプロはプロなりの対策を知っていることに1票。なんたってプロだもんね、上司や政治家がクズなだけでしょ。と、これは本人へのいやみ。
 
 目に付いたのがMSNのニュース解説。藤田和恵氏という記者が、月収4万円という自称起業家31歳にインタビューしてて、
「(話の主人公の)シンヤさんも名ばかり事業主ではないのか――。私の指摘に対し、彼はこう反論した。『(労働者を守る)労働基準法はもう古いと思います。人材が流動化する時代、それでは価格競争に勝てません。事故に遭ったとしても自己責任。それに、例えばアフィリエイトで稼げるようになれば、働かなくても収入を得られるわけですから、それは有給休暇と同じなんじゃないですか。交通費は、テレビ会議などを増やすことで節約できます。
 “前へならえ”って、(戦前の)兵隊教育をマッカーサーが残したものだって、知ってますか。これは工場労働者や、上司に従順な会社員をつくるにはいいんですが、個人事業主という新しい働き方が増えていく、これからの時代には合わないと思います』。
 長くなりました。前々から言っていることを証明したくて。今60歳で年金納付経歴もないフリーター諸君は、こんなことを85年の派遣法成立時にあちこちの公共メディアで平気で自己宣伝してたのさあ。「じゃあ俺は知らねえから勝手にしろ」と思うでしょ、おかげでそれ以降の人間はみんな最低賃金だよ。ばかやろう。しかも、今は反・反日教育まで受けて。なんでもしてろや。
 
 さて、今日は2つめなのでもうおしまい。
 朝日新聞の名言コラムに、鴻上尚史の言葉が載ってまして感心したのでご紹介。
『「自分は、10年先から戻ってきたと思う」』のがいいんだって。『本当は76歳なのに、奇跡が起こったか、タイムマシンの魔法か、とにかく10年、時間が戻って今、66歳になった、と考えるのです』。これはいいんじゃないかね。「本当はずっと上」主義。40歳でも本当は80歳。「あと40年はおまけの時間だから何をやってもよい。」って意味ですが。死んでももう80歳なんだからしょうがないや。おまけおまけ。その代わり若返ったことに感謝して、やりたいことをやんなきゃね。人間、周りへの感謝が大事。てめえだけ偉くなれりゃいいと思ったら大間違いだ。

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ふっくらリゾットの作り方

2019-05-11 10:42:47 | その他
 こんにちは。今日のこのページは、まれにある隈お料理教室。
 記事はこれ一つだけですので、常連の皆さまは次のページへどうぞ。

 さて、皆様におかれましては、リゾットは西洋お粥と認識してらっしゃることでしょうがそれは違います。してねえ? そうかねえ。俺らだけか。
 では言い直しまして、リゾットは西洋おじやと認識してらっしゃることでしょうがそれは違います。してねえったら? ほんとかよ。
 おかゆって、米を煮て作るあのドローっとして臭い、病人が食べるやつだよ?
 おじやは、冷ご飯を鍋の残りに入れて食べる、鍋のだし汁とまっさらな米の粒の調和を味わう美味いやつ。
 で、リゾットはどっちでもないはずなんだよね。
 にもかかわらず、世間ではリゾットがどろどろで、あるいはせっかくのおじやがチーズ重湯になっている。これではいけない。そこで隈の登場。
 どろどろのリゾットやくたくたの重湯にしないための料理法。
 ずいぶん偉そうじゃないか、って苦労したから。ただし、ネットのhttps://mi-journey.jp/foodie/52916/(だれが著作者か不明。柬理美宏様かしら?)に原理を教わりました。
 例を、きのこのリゾットにします。

 リゾットの原理:米を油でコーティングし水をシャットアウト、その後は油にくるまれてふっくら丸々と加熱される。
 このため
1 米は水で洗わないし、コーティングが崩れないように「触れない」
2 このため手順は
 ・米と玉ねぎを鍋でそのままオリーブオイル(ケチしないこと)(と味付けに少量のバター)で炒め(ここで上記のレシピとはさようなら)、というか油をよくからめて2分以内(米量による)。からまったら火を止め大事に別の容器に空ける。それ以後、お米は自分で煮えているでしょう。
  
 ・次に鍋にオリーブオイルを入れ直し(スープに余計な味がつくのでバターは入れない)、シイタケ・ブナシメジを炒め、大量の水を入れる。水は一回きりしか入れないので注意。(私は見て分かるので量っていないが、米半合で500CC以上ほどか? 普通のレシピは水少なすぎ)
  この過程が○○リゾットの「○○」で入れ替わる
  
 ・水がお湯になったら、適宜薄味をつける。ブイヨン、塩、コショウ、酒、その他お好み。ブイヨンは水量の1/3分を越えないように。500ccの場合150cc分。味がついたらとっておいた米を加え混ぜる。このときのみ米に触る。あとは最後まで混ぜない。
 蓋をして、ごく弱火で15分。
 蓋は必須。たまに様子を見に覗き見するだけ。蓋ナシで水がどんどん蒸発してしまってはいけない。火が強くて15分持たないようなら早めに上からお湯を足し、混ぜない。
 15分前後で覗き見して、まだ少しスープが多いか? というときに適宜溶けるチーズを加え、かき混ぜる(どうせ皆さまはけちだから最後に粉チーズを沢山は振れないでしょうから、ここで安い溶けるスライスチーズで味をつけておく)。チーズが混ざったら、火を止め、蓋をして、別の料理に取り掛かる。
 
 ・もう食べようと思ったときに、蓋を開け味見、まだ米が固かったら水を加えて、米に触らないように煮るが、適当なところであきらめること。米は固くても人間死なない。水が多すぎたら蓋を開けて「ごく弱火」から「弱火」に変えれば、水などすぐなくなってしまうので平気、というか、だからその前の過程は蓋なしでは無理。温めた後、器に入れ粉チーズをできるだけ多く振って出す。
 
 これでふっくら米粒の、お粥でも重湯でもないリゾットたるリゾットの出来上がりです。

 といってもイタリア国のリゾットがそうだとは言っていません。西洋の農民はどこでも粉食のお粥で生きてきたのだから、お粥や重湯がイタリア国の「本来」かもね。「マンマの麦粥がいちばん」という話は読んだことがあります。
 
 なおこのブログはお料理ブログではありません。他のページにはいらっしゃらないように。

 (後日の重要な注:世の中にはブロッコリーを入れるリゾットレシピが多々ありまして、これは要注意。せっかく触らないように作ったリゾット、ブロッコリーが入ってると15分の間お箸で混ぜてるのと意味同じですぜ。と、本日大失敗。ふっくらなんかなりゃしない。ただのおじや。
 ブロッコリーを入れる場合は、全部が出来てから乗っけるレシピをご覧ください。
 と同じ意味で、一緒に調理するのはせいぜいキノコや薄い玉ねぎまでにしましょう。他はできてから加える、ということで。)






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