リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

雑件

2017-03-11 16:52:53 | 断片
 こんにちは。花粉症はいかがですか? 東京地方は最盛期とのことですが、当方今年はとても軽い。以前はデスクに置いた箱ティッシュが2箱はなくなったのですが、そういう意味ではぜんぜん。まあ、老人化でも良いこともないとね。
 そういえばこの前はベランダにヒヨちゃんが来て、サクラソウを全部食いつくされました。プリムラね。ジュリアンかな。これにヒヨドリが来て花びら食うの。散らすんじゃなくて、一株の花全部を跡形もなく。なかなかスマートな体形のヒヨドリでしたが。ヒヨドリは甘い物好きなんだそうですが、花なんかうまいか。
 幸いプリムラも今は完全復活。前より一杯咲いていますが、そう思うと、花を食われて花が死んでしまう「花くいライオン」のはなしがいまいちになってしまう。たぶん、葉っぱも食べてしまったのでしょう。わたしなど用心深いからそこまで書き込むけどな。
 
 さて、本日はほとんど例のないおめでたいニュース、南スーダンから自衛隊撤退、だって。
 よかったよかった。誰も殺さず殺されず。自衛隊の栄光の日々は続く。国防軍に名前を変える日までは安泰でしょう。それもあと2、3年ですが。アベがアッキードとかいうやつで辞めなきゃ。とにもかくにも誰であれ死なないことが一番。
 だいたいこの前も書いたけど、第三国が部族抗争のどっちかに肩入れすることがそもそもの間違いだ。なんの権利があってそんなことをするんだか。そもそも部族抗争の元は西洋文明入手のためのカネなんだから、自国の資本家にその国の民族資本から手を引かせるとかが良心のある政治家の行動でしょう。ま、そんなことしやしないけどね。
 
 またさて、本日の感心、大橋俊夫氏というリンパ液専門家の本の雑知識。
 いくつも知らなかったことを知りました。
 1 なぜ尿にタンパクが出ると身体がむくむのか。
     タンパクというのはアルブミンのことで、これがないと体液が血管やリンパ管に取り込まれないのでむくむんだそうです。
 2 なぜ蚊に刺されると腫れるのか。
     アルブミンが集まってリンパ液をそこに集めるんだそうです。
 3 なぜ栄養失調の子はおなかが膨れるのか。
     タンパク質不足でアルブミンが作られず、その結果体液が血管やリンパ管に取り込まれずおなかに溜まって膨れるんだそうです。
 へええ、知らなかった。
 ついでに、リンパ管は皮下脂肪を通っているので、免疫を運ぶリンパ液を体中に巡らすには、周りの脂肪が柔らかくなるように身体を温めるのがよいんだそうで。お風呂のことね。身体じゅうに巡らすのに30分以上浸かってるのがよいとのこと。
 なるほどなるほど。そういうことか。 ただし、もう読んで日が経っているので、「記憶によると」ですが。
 なかなかリンパ液に関しては興味深い良い本です。ただ埋め草の健康談義が評論なので減点。しかして、本の書名は関心のある方にお任せします。

 話は変わり、もう本を書くのはこれでおしまい、と思っておりましたが、先日風呂でぼうっとしてて思うに、実は若人は、本当に自由の社会なんて構想できないんじゃないか、と。マルクス主義でさえ知りもしない子どもたちが、アナキズムなどわかるわけもありません。 
 今の若人の世間なんて、勝手なことばっかり言ってるやつらに、それに媚びることで一生を形作ろうというやつらばかり。
 まあそれでよいやつらに興味はありませんが、「カントの批判三部作」相当の次に、最後に価値観的に、「永遠自由のために」を書いて消えようかと。 ネコとネズミで。
 (「ネコとネズミ」は隈理論の主人公)
 余談ですが、(みんな余談ですが)この前広松渉を見てたら、広松も自作を三批判相当で書き上げたかったようです。残念でしたね。私はあと半年かな。で、さらに「永遠平和のために」相当というわけで。
 カントは偉いです。
 
コメント
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