リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

白い花赤い花 媚びか闘いか

2013-03-11 21:05:25 | 断片
 こんばんは。東京地方本日は寒く。なのに花粉は消えず。

 変な題ですね。ま、本日は久しぶりに、酔言=断片。本題「若いとは闘いのことだ」。
 今夜、食事中に流れた「白い花赤い花」、芹洋子。
 なんじゃこりゃ、なっとくできん。まあ、年齢にして声はよく出しているけれど、なんじゃこの媚び媚びした唄い方は。
 不満げな私に家人が、声がいいけど心がないといいたいの、というので気づいたところ、心はある、が、ばあさんの心じゃ。
 ばあさんが「孫よ幸せにな」、なんて歌ってるだけの御詠歌。
 もうやめろよ、ばあさん。
 
 本来は、これは恋人同士の歌。恋人同士の不安と恍惚でみなぎってるはずの歌。
 恍惚というのは、「彼は、彼女は、あたしのものよ、誰にも指一本触れさせはしない。」という自負のことです。
 読者の若人はわかりますよね。歌うべき甘い声の後ろには、この幸せがなくなるかもしれないという不安と、そんなことを許すものかという闘いの姿勢が必ずある。
 疑う人は、そう思って売れてる乙女の歌をきいてごらんさい。怖いぐらいさ。
 
 もちろんわたしゃ音曲のことは知りませんけどね。しかし、老いたりといえども詩人、、、だっけ?
 ま、そんなもんさ。
 
 芹さんとやら。人は、表現先の相手の心を、甘くみちゃいけませんぜ。

コメント
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