リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

朝日新聞2題

2011-07-23 21:42:41 | 断片
 こんばんは。首都圏はちょうどいいお日より、ただし私は仕事で必ずしも恩恵はなく。

 さて今日も朝日新聞2題。皆様のお役には立たないから「断片」=酔言で。
   カテゴリー名もはじめっから「酔言」にしとけばいちいち言い訳せずに(って、いままで20回くらい言い訳)、よかったのですが、いまさら、で。カテゴリー一括変換できるといいのですが。

その1 なんで、デジタルテレビ化か、って知ってました?
 もう開始されたからいいだろうと思ってか、朝日新聞に書いてありましたが
 「テレビをデジタル化すると空き周波数が大量に出るんで、いろんな産業に空いた電波が使えるから」 なんですって。
 あたしゃ知りませんで。(なんせテレビみないし)
 そんなことは今日現在のwikiにも書いてないぜ。

 「綺麗な画質で見れますよ」、おためごかしのそれ一本で押し通したNHK以下テレビ業界。

 立派じゃねえか。うそつきどもが。

 みんなそうなんでしょ? 組織方針のためにはウソばっか。
 政府はおろか、大企業から零細企業まで。私の経験ではそうですが。
 別にそれならそれでいいけどさあ、なんでそれで他人の悪口をいえんのかねえ、、、まったくの不思議。
 特に朝日新聞ね。
(別に読売や毎日がいいと言ってなくて、論外は論外、論には組み入れません。なんかあったね、産経とかって。弱小も無視。)
 こいつらは知ってたって口にだしゃしない(知ってないはずがない)。ウケないのは分かってるからね。それで庶民の非難が増えると、今度はあたかも昨日聞きましたかのように批判論説が紙面を飾る。
 ゲのゲ。
 長年生きている人間はごまかせないぜ。おれらウソ言ったって、ばれたらごめんていうだろ。それを、ぬすっと猛々しい。
 
 その2 
 玄田有史っていう東大社研の教授がいまして、震災希望論をぶっている。
 東大社研といえば労働者へのインテリの良心、という場だったのですが、いうにことかいて、「その他大勢の国民にできることは消費税増税に賛成することだ」、などと。
 はあ、そんなもんなのね。
 
 さいきんは日本の民主派が完璧に脱体制、という昔からあった実は右翼化を遂げて。
 それを誰も変だと思わない。
 「BI」って知ってますかね。興味がないのでどこまで浸透している思想なのか分かりませんが、「ベーシックインカム」論。
 『庶民に最低生きるだけの金を渡して、あとはほおっておこう』論で。
 これは日本的な思想では、障害者団体(の一部)が昔からいっているはずの主張ですが、最近は右翼がとびついておしゃべりしているそうで。
 たしかにアメリカじゃフリードマンとか昔からいってましたけどね。
 いつのまにか日本の民主派もフリードマンになっちゃったんですね。もともと、フリードマンという大学1年生レベルの「経済理論家」がなぜ有名になったか、は、役にも立たない経済理論ではなく、そのまんま資本家思想だからですけどね。
 いや、そんなレベルになっちゃったんだよなあ、、、って。搾取論もへったくれもありゃしない。
 
 「カネならあるぜ、そら、持っていけ。だけど、足りなくなってあとで泣いてもしらんけんね。」 
 「いやそれでは話が違う」
 って、話はもとから違うだろうに。
 でもさ、福祉という土俵の中では、(昔は)それでよかったんだよね。それが人間の本姓にフィットするもの。
 でもさ、経済過程の中ではそりゃ違う。資本家万歳の施策となる。
   たって、誰もたいした資本もないくせにね。
 
 いや、ほんと、日本もたいした資本主義国さ。貧乏人の。
 
 
 (注:わたしゃ消費税増税に反対はしておりません。
    ただし、その前提に、所得税等の累進税率「復活」と、住民税累進税復活が前提だ、と言っております。なんて、ばかばかしいので言いはしませんが。
    累進税なしに消費税バンザイなど、ちゃんちゃらおかしい。玄田有史というのはただの不勉強の評論家でしょ。)
     
コメント
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