北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

剣淵町桜岡貯水池でのワカサギ釣り ~ 魚体は小さいけれど良好な釣り場です

2020-01-25 23:35:33 | Weblog

 

 職場の同僚たちと3人とワカサギ遠征にいきましょう、ということになったのですが、なにしろ砂川遊水池がまだオープンになっていない、というのが痛い。

 札幌の近場であまり良い釣り場が思い浮かばず、今回は和寒町の桜岡貯水池へ行ってみました。

 行く前の相談で、「ワカサギ釣りの道具はありますか?釣り竿は?」と訊くと、「ありますよ、手巻きのリールです。電動リールなんて邪道ですよ」との返事。

「いやいや、それじゃ釣れないよ。穂先も柔らかくないと…」
「いえいえ、今までもこれで釣ってますから」

 そんなやりとりをしているなか、一人が裏切って電動リールを購入(笑)。

「いやあお店の閉店セールで三割引きで売っていたものですから、まあいいかな、と」

 4人にテントは二張りだったので、電動リール組と手巻き組に分かれて釣りをすることになりました。

 最近は手巻きで釣ったことがないので、ちょっと面白い対決です。


      ◆


 桜岡貯水池は小さなダムで水を貯めた人口湖。

 なんと湖の真ん中に和寒町と剣淵町の町境があって、ダム堤体に近い下流側の剣淵町に「レークサイド桜岡」と言う温泉と宿泊もできるホテルがあります。

 ワカサギ釣りはここで駐車料一台1000円を払うと一人分の入浴券もついてくるのでお得。

 駐車場は湖の北側に2か所あります。

「上流が釣れているみたいですよ」という情報があったですが、今回は大勢の人たちが楽しんでいる下流部でトライです。

 しかしこの日の桜岡湖は積雪が3~40センチほどあって、雪を漕ぎながらの移動と設営。

 人が多いところを避けて少し奥へ向かい、そこで試掘を三本。

 電動ドリルと魚群探知機で探り、少しは魚の反応のあった場所でテントを設営しました。

 ここの氷ならばステンレスの6ミリ×150ミリのコーチスクリューが比較的楽に入ってゆきます。

 
 さて貯水場の水深は5.4mで、釣り始めてみると魚探にはそこそこの反応があります。

 これくらいの反応があれば、電動リール組は丹念に一匹ずつでも拾ってゆくことが可能なのですが、どうにもここのワカサギは魚体が小さい。

 始めは今年大人気の「茨戸フワ玉1号針」でやってみましたが、微妙にフックが弱く感じます。


 一方手巻き組のテントからは「穂先に反応があるのに食わない」「釣れない!」と悲痛な叫びが聞こえてきます。

 可哀想なので魚探を隣のテントに貸してあげたのですが、なにしろ魚体が小さいのでかなりシビアな合わせになってフッキングに苦労している様子がうかがえます。


 私も後半は仕掛けを1号針から「瞬貫ワカサギ0.8号」に替えて、マメに餌交換をすると明らかに反応が向上しました。

 やはり魚体に合わせた仕掛けを組み合わせた方が良いですね。


     ◆


 朝札幌から出たので、釣りの時間は9時半から3時でしたが結局私が132匹、同じテントの電動リールの同僚が50匹ほど。

 一方手巻き組は2~30匹とちょっと残念な結果になり、やはり電動リールと性能の高い穂先の差が出た感じです。

 さて、いざ撤収というときになってトラブル発生。

 なんと私の電動ドリルの回転方向スイッチが壊れて逆回転しなくなってしまいました。

 それで困ったのはテントを押さえていたコーチスクリューのペグです。

 必死になって手でねじって取りましたが、プライヤーもあればよかったかと反省。

 文明の利器に頼りすぎていたかな。

 
 釣り終了後に上流部の駐車場も見てきました。

 ちゃんと除雪して管理されていますが釣り人の足跡はあったもののテントはありませんでした。上流での釣りも一度チャレンジしてよいかも。

 なおこちらにはトイレはありません。

 釣り場の印象としては、駐車場が管理されているし魚はいるしトイレも完備してあるので、札幌からは遠すぎますが旭川近辺の方にはちょうどよいポイントだなあ、という感じ。

 私の釣ったワカサギは同僚に差し上げて本日の釣り終了。

 新しいポイントの引き出しがまた一つ増えました。

     

コメント
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