また恩人の一人が亡くなりました。
我が家が辛かった時に、「小松君、そういうときは笑える漫画を読むといいと思うよ」と言って、『じゃりんこチエ』という漫画五十数巻を段ボールで送ってくださった方。
娘も含めてみんなで読んで笑ったものでした。
しかしその五十数巻、最後の方はない巻があったので、中古書店へ行って買い足したりもしました。
数年ほどそのまま預かっていたのですが、あるとき電話が来て、「あのとき送った『じゃりン子チエ』はまだあるかい?ちょっと別な人に貸したいと思うので送り返してくれないかなあ」とのこと。
感謝を込めながら段ボールに詰め直して送り返したものです。
辛くてただうつむいているときは、漫画でもなんでも開いて笑うということにエネルギーをもらえるものだ、とわかったのはそのときでした。
今や我が家の本棚は漫画でかなりのスペースを取っていて、皆元気になりました。
ありがとうございました。 合掌