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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

地域の安心の裏側で

2020-01-06 21:38:23 | Weblog

 

 新年のご挨拶回りで、札幌市内と深川方面まで走ってきました。

 札幌から高速道路で北上するとややしばらくは路面に雪がありません。

 貸与されている会社の車は様々な安全走行補助装置がついていますが、その一つのレーンキープアシストシステムは、白線を感知して車線内走行ができる機能です。

 例年のこの時期の北海道の道路といえば、路面に雪があって白線は頼りにならないものですが、今日は札幌から3~40㎞くらいまでは白線を感知して安全装置が働いてくれました。

 もっとも、美唄というあたりからは急に積雪が増えて、少しは北海道らしい風景が広がっています。

 
 いくつかの道路事務所を訪ねて、「お正月はどうでしたか」と訊くと、大抵の所長さんは「年末年始の連休が長かったですが、幹部は当番でいつでも事務所に出られるように待機をしていました」と答えます。

 一人の所長さんは、「私は仕事納めから30日までが当番だったのですが、『31日、元旦は天気が荒れる』という天気予報だったので、待機を延長して結局家に帰って休みになったのは2日からでした。しかも予報は外れて天気も荒れませんでしたしね(笑)」と苦笑い。


 ついでに河川の事務所にもご挨拶に行ってきましたが、やはりそこの所長さんも1日まで待機だったのだと。

「道路が荒れると待機するのはわかりますが、河川なら冬は吹雪があっても影響はないのではありませんか?」と訊くと、「気象災害も本当にひどくなったりすると、職員を市町村に派遣して様子を聞き取るようなこともしなくてはいけないので、やはり心配になりまして」とのこと。

 まさに私も含めて通ってきた仕事ですが、こういう人たちによって地域の道路は支えられていると思うと感謝の限りです。

 地域の安全を守ってくださる皆さんたちの安全を祈らずにはいられません。

 

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