北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

朱鞠内湖で今季初のワカサギ釣り ~ その釣果パーソナルベスト更新

2020-01-11 21:03:55 | Weblog

 いよいよ今日から一泊二日で、ワカサギ釣りの聖地の中の聖地「朱鞠内湖へ。

 朝5時半に家を出たものの、やはり朱鞠内湖は遠いです。

 やっとのことで8時過ぎに朱鞠内湖の管理棟に到着。

 遊漁券一人1100円をお支払いしてから、管理棟にいる知り合いのスタッフに挨拶をして釣りのポイントなどの情報を収集します。

 
「今年は雪が少なくて湖面の雪というか氷というか、覆っている部分が薄いので、湖に向かって左側の『ひょうたん沢』の方向しか開けていないんです」

 そう言いながらも「でもワカサギは濃いようで、そこここで100匹単位で釣れていますよ」とのこと。

 我々は駐車場からそれほど遠くなくて、「昨日も300匹くらい釣った方がいましたよ」という場所にテントを張りました。

 テントの固定には昨日かったコーチスクリューを使ってみました。

 雪原の上はスノーモービルで踏み固められていてちょっと固かったのですが、体重をかけて押し付けるようにするとやがて揉みこまれてゆきました。

 雪原ならばこのタイプのコーチスクリューが十分に使えることがわかりました。

 
      ◆


 さてワカサギ釣りを始める前に魚群探知機を入れてみましたが、水深は5~6mほどで、湖底付近に魚の気配が感じられます。

 早速餌をつけて釣り針を落とすとすぐに反応があってたちまち釣れ始めました。

 これはあまり悩まずに、淡々と釣っては魚をはずし、餌を取り換えては釣り直す、というルーチンを繰り返すことが釣果を伸ばす一番の手段です。

 いわゆる「手返し」というやつで、余計なことをせずに効率的に釣りをすることで数が釣れるというわけです。

 早め早めに古くなった餌はどんどん取り換えて穴に落とします。

 最近買ったばかりの電動リールは、0.4号のPEラインを巻いたのですがまだまっすぐになる力が強くて、ときどきリールからはみ出してバックラッシュを起こします。

 こういうことが手返しを阻害するので要注意。

 
 そのうちに私のラインにまたまた重たい感触が伝わってきました。

(またアメマスか?)とぶつぶつ言いながらラインを慎重に手繰ると…、やはりアメマスの襲来。

 大きさは30センチほどあって、フライで釣ってもそれなりのサイズです。

 このまま穴に戻すとまたワカサギを襲うので、食べてしまおうか、どうしようかと思っていたところ、アメマスが「ギュー」と声を発しました。

 それがなにか泣いているかのように聞こえました。

 そこで他の人が使った遠くの釣り穴で、まだ使える穴を探してそこに放り込んでリリースをしてあげました。

 夏にフライフィッシングに来た時にはもっと大きくなって遊んでほしいものです。
 

       ◆


 さてワカサギ釣りは3時過ぎまでやりましたが、私が256匹で妻が158匹と二人ともパーソナルベストを更新です!

 魚探の魚影も途切れることがなく、それで6時間で256匹ということは時速約40匹か。

 私の場合電動リールは一台で釣っているのでまあそこそこといえますが、これだけ魚影があるならばさらに工夫をしてみたいところです。

 電動リールの二台使いまでいくのはどうかなあ。


       ◆ 


 釣りを終えて今日のお宿の「レイクハウス朱鞠内」へやってきましたが、部屋に入るともうぐったり。

 テントの中でじっと座っているだけというのも結構疲れるものです。

 今日は早寝をして明日も朝から釣りをする予定。

 考えてみたらここ朱鞠内湖は、釣りに関しては日本の中でも秘境中の秘境の一つです。

 そこで泊りがけでゆったりと釣りをするというのは最高のリゾートですね。

 ワカサギも最高に美味しいし言うことなし。

 今年は雪が解けた後に湖面での釣りをガイドしてもらいたいと思います。

 イトウにもそろそろ会わせてもらおうかな。 

コメント
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