朝から、昨日までつかったワカサギ釣り道具のメンテナンスに励みました。
魚探は二日間で12時間使い、電動ドリルは実稼働10分間ほどでしたが、どちらもリチウム充電池はまったく減っておらず拍子抜け。
最近の充電池は随分長持ちするものです。
濡れていたテントは軽く干して、骨を折り畳む関節部分には潤滑油を差しておきました。
電動リールは取説を取り出してカウンターの調整を行い、ついでにラインの手入れ。
雪にまみれたドリルを手入れしたりと細かい作業が結構ありますが、まあこれも楽しみの一つです。
◆
車を洗車するついでに近くのスーパーへ買い物へ。
鮮魚コーナーでは網走産のワカサギが売られていて、お値段は税抜きで100g98円でした。
今回朱鞠内湖で釣ったワカサギは、二日間で約1.5kgほどだったので、そのまま売れば末端価格で1500円程度のもの。
何万円もかけて釣り道具を揃えた上に、ガソリン代と宿泊代をかけてこの1500円ほどのワカサギを手に入れるのですから、全く商売にはなりませんが、これを釣り上げる時間と空間と思い出はプライスレスです。
実はワカサギ釣りをしながら頭の片隅で心配なのが、「いつか、こういうことが億劫になるときが来るのだろうか」ということ。
体が動かなくなるという心配もありますが、その結果として「釣りはもういいや」というときが来るのかな。
そうなったときに後悔をしないように、動けるうちは動いていろいろなフィールドを体験し思い出を作りたいのです。
今は亡き残間さんは、「釣りで人を釣る」と言いましたが、私は「釣果の一つは思い出」だと思います。
今職場で、「ワカサギ釣りに連れて行って欲しい」と言われているのですが、そのときはどれくらいガイドに徹することができるか試してみようかな。