今年二度目の金山湖でのワカサギ釣りに出かけました。
現地には7時30分頃に到着しましたが、もうすでに数十張りのテントが林立しています。
中には夜中から来て夜釣りを楽しんだ人も大勢いるようで、皆さん北海道の冬を大いに満喫しています。
せっかく電動ドリルと魚群探知機があるのだから、今日はポイント探しを入念にやってみようと目標を立てました。
しかし天気は快晴ですが、その分気温が下がって顔や手足が冷たく、いつまでもテントを建てずにいるのが辛い辛い。
もっとたくさんのポイントを調べてみたかったのですが、結局は二か所目に穴をあけたところに少し魚影が見えたので、そこにテントを建てました。
【ドリルによるねじ込みペグ】
テントを建てる際には、以前製作したドリルでφ6ミリのねじ込むペグを試してみましたが、金山湖のがっつり氷にはなかなか歯が立ちません。
ピッチの狭いねじ式は体重をかけても入っていきません。
木ねじのようなピッチの広いねじタイプのコーチスクリューならばある程度入るのですが、無理をすると氷がパリンと割れてちょっと恐ろしい。
結局は先の細いテーパードリルである程度の深さまで穴をあけてからねじ込めばなんとか入ってゆき、これが一番無難と分かったのですが、なんだかずいぶん手間がかかる感じがして、今後さらに改善策を考えようと思います。
◆
最近は、テントの中のアレンジもいろいろなやり方を試してみていて、今日はテントの真ん中に穴を集中させた形でやってみました。
二人分の釣り穴と魚探用に三つの穴をあけて釣り始めました。
魚影はそこそこ見えたので釣れないことはなかったのですが、今日はライントラブルが続出。
それも原因はどうやら二人の釣り穴が近かったからのようでした。
穴どうしの間隔は50センチくらいあけたのですが、水深13mの湖底で張りにかかったワカサギが暴れて隣のラインと絡んでしまうライントラブルが三度もありました。
そのたびに仕掛けは駄目になるわ、ラインの解きほぐしに時間がかかるわで、釣り穴が近すぎるといけない、ということを学習しました。
さらに、安い仕掛けのせいなのかワカサギがかかってもそれを引き上げてみると仕掛けが団子のように絡んでいることもあり、今日はさながらライントラブルのデパートのよう。
幸いなことに薄いとはいえ魚影が途絶えることはなかったので、終始ポツポツと釣れ続けて、私が120匹、妻が80匹と二人で2束は達成。
家から遠いけれど、どうやらワカサギの数も復活したようで、やはりチャレンジしがいのあるポイントであります。
ありがとう、ありがとう。