昨夜も浜松に泊まって、午前中に浜松の友人のマツヤマ君に「ウナギを食べるにはどこがいい?」と訊くと「それなら絶対"うな正"ですよ。一緒に行きましょう」とのこと。
浜松市内からはちょっと遠かったのですが、「絶対にここがいいですから」というお店は、ちょっとした小鉢にもセンスがあって、ウナギが焼けるまでの時間を味わい深いものにしてくれます。
「小松さん、うな重って結局、ウナギとたれとご飯の組み合わせでしょ。だから焼く前のウナギも見せてくれる気遣いもあるし、それに食べればわかるけど"ご飯が美味しい"。そういう一つ一つを大事にするお店はうな重一つでもやっぱり美味しいんですよ」
ウナギの本場で、本当に美味しいウナギを食べることができてよかった。観光客が飛び込みで行くよりも、ローカルの友達にちゃんと情報をもらうことって大事ですね。
マツヤマ君、ありがとう。
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浜松を離れて、掛川へ向かう途中で、袋井市の「遠州三山」と呼ばれる名刹の中から、「可睡斎」と「油山寺」へ寄ってきました。
夜に一緒に飲んだ掛川の友人はそれを聞いて、「昨日だけでお寺五か所もひどいべきけど、今日も寺ばかり行ってどうするんですか(笑)」、と苦言満載。
「回るところが偏っている。一人なら良いけれど、奥さんを連れて行くんだったらもっと景色の良いところとか、美味しいスイーツとか選びようがあるでしょ!」と、私のチョイスに駄目出しオンパレードでした。
どうやら私の趣味を前面に出しすぎたようです。でも可睡斎の雛飾りなんかはやっぱり見ておいた方が良かったと思います。
次回は全く違った切り口で静岡県を巡らないとだめかもしれませんなあ。次回っていつだー?