今現在道内では12の圏域で、シーニックバイウェイという取り組みが行われています。
これは、行政と企業、地元地域に暮らす人たちが内発的に協力し合って、個性的で活力あふれる魅力的な地域づくりをしようという取り組みで、平成17年から始まったものです。
ここ釧路圏域では、「釧路湿原・阿寒・摩周シーニックバイウェイ」という名称で、釧路から阿寒、摩周方面にかけての地域で協力しながら地域を盛り上げているところ。
この運動の修身的な役割を果たしているのが、シーニックバイウェイ支援センターですが、ここが昨年11月から始めたのが「北海道グルメフェア」。
大手コンビニチェーンのローソンさんの道内店によるご協力の下、12の圏域で一か月交替で順番に地元の美味しい逸品を売り出そうというものです。
すでに6つの圏域の特別メニューが展開されてきましたが、この5月はいよいよ釧路・阿寒・摩周圏域の番がやってきました。
釧路から提供されるメニューは四種類。釧路全日空ホテル総料理長楡金久幸シェフ監修の「ビーフストロガノフ」、同じく楡金シェフ監修の「阿寒ポークの焼肉バーガー」、くしろザンギ推進協議会推奨の「ふっくら三角手巻きくしろザンギ」、弟子屈ラーメン監修の「山わさび冷やしラーメン」という顔ぶれです。
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【楡金シェフのビーフストロガノフと阿寒ポークバーガー】
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【弟子屈山わさび冷やしラーメンと手巻きくしろザンギ】
早速私も買い求めて食べてみましたが、料理のレポーターをできるほどのグルメでもないので、感想は「なるほど、そうきましたか」というくらいでお許しを。
ただ強烈だったのは、弟子屈の山わさび冷やしラーメンについていた山わさびの辛さ。涙が出ました(笑)
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実は、釧路でのメニュー展開の番になった時に支援センターから私に対して「楡金シェフをご紹介してください」という依頼があって、仲介の労を取ったのでした。
だから余計に気になっているのですが、商品化もされたことで、全日空ホテルに用事があった時に楡金シェフにお会いしてこの間の模様などを伺いました。
楡金シェフからは「最初にメニューの打ち合わせをして、いくつかの提案から試作品を作ってくれてそれにさらいアドバイスをするという形で進めました。本当は私が指導に行っている厚岸高校が作っている『かき味噌』を使えないか、という提案もしたのですが、ローソンの食品工場での衛生管理基準と微妙に合わないところがあって叶いませんでした」とのこと。
「ビーフストロガノフはフランス料理の定番で、バターライスをつけることが多いのですが、ちょっとインパクトに欠けるということでペッパーライスにしてみました。試作品は少し甘めに出来上がっていたのでレモンで味をしめるようにアドバイスもしました。今回のことで、阿寒ポークや道産牛などの地産地消にすこしでもご協力できたことを嬉しく思っています」
「それにホテルの写真や名前、私もいろいろ出させていただいて、ホテルとしても大歓迎でした(笑)」
私としても仲介者としてみなさんが喜んでくれて嬉しく思っています。
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さて、せっかくできたこの釧路圏域メニュー、道内約540店舗のローソンで販売されていますが、期間は5月17日から30日までの二週間となっています。
残念ながら本州以南では販売されていません。興味のある方はぜひ北海道へお越しください。
明日のお弁当はローソンへどうぞ。
【北海道グルメフェア第7弾!】
http://bit.ly/jqps2P