どこの会社を宣伝するわけでもないのだが、こんなのが出るらしい。
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サラウンドSA-CD
グレン・グールドの1955年デビュー・アルバムであるモノラルの、バッハのゴールドベルク変奏曲、を最新テクノロジーで分析・データ化。
そのデータをもとにヤマハのグランド・ピアノを自動演奏させ、それを最新DSDレコーディングしたそうな。
これは再生なのか再創造なのか。
CDタイトルが、
バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1955年)の再創造
2007年3月21日発売
ハイブリッドSA-CD
ソニー
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渋谷塔レコ6階のクラシックフロアに試聴スペースが出来て21日22日23日と聴くことができるらしい。
ちょっと出かけてみるか。
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今後ぜひやってほしいのがモノラルの管弦楽録音の分析・データ化。
再創造でも何でもいいからステレオ最新音になったフルトヴェングラーの戦中の家庭交響曲など聴いてみたい。
クナのバイロイトのパルジファルなども戦後再開のものから全部聴いてみたいものだ。
素晴らしいサウンドで響き渡るこれらの演奏の輝かしさはいかばかりなことか。
DNAではないがほんのちょっとだけのデータがあれば全てを最新の音で再構築して、今ある演奏のような録音音質で聴くことができる。ようになる時代がくるかもしれないね。是非そうなってほしいものだ。
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