ご存知の方もおありでしょうが、恐山の院代に就任する前、私は東京・青松寺にお世話になり、とてもよい修行をさせていただきました。その当時の活動の一つとして、2004年1月から約2年をかけ、「仏教・私流」と名付けた講義を公開していました。これはゴータマ・ブッダから道元禅師までの仏教の歴史的展開を、私一人の「独断と偏見」で論じるという、いささか無謀な試みでした。
この講義は、インド仏教のおおよそを終えた頃に、私の恐山への移動にともない、暫時休止ということにしました。その後、内々に再開の時期と場所を探っていたのですが、このたび、 「豊川稲荷東京別院」様が会場の提供をご快諾くださり、再開の目処がつきました。別院の皆様、ならびに関係各位に深く感謝申し上げます。
つきましては、「仏教・私流 Part2」第1回を以下のとおり開催いたしますので、ここにご案内申し上げ、関心ある方々のご来場をお待ち申し上げます。
一、場所 豊川稲荷東京別院 東京都港区元赤坂1丁目4番地7号
(地下鉄赤坂見附駅下車・地図参照)
一、日時 2007年3月12日(月)午後6時30分より7時45分まで (予約不要)
一、受講料 無料
一、問い合わせ先(3月12日まで)
0175-22-1091(円通寺内・南)
「Part2」は、中国の仏教思想を中心テーマとして、原則月1回のペースで行いたいと思います。なお、会場へは、なるべく地下鉄等公共交通機関のご利用をお願いいたします。また、私が不在がちのため、電話でのお問い合わせに即答できかねることもございますので、その点、あわせてご海容のほどお願い申し上げます。
誠に勝手ながら、私も拙ログにて今回の「仏教・私流 Part2」の告知をさせて頂きました。
TBしておきますので、ご高覧頂き、掲載内容等に差し支えある場合にはご一報願います。
一応、連絡先等のインフォメーションは一切載せずに、全て当ログへのリンクとしてあります。
「夜話に云く......」とは、まさにあういう雰囲気での示衆だったのではと回想しました。
青松寺様での当企画には参加が適いませんでしたので、今回は万障繰り合わせて参加をさせて頂ければと思っております。
「石の上にも......」とのお言葉、心に留めて精進して参りたいと思っております。