草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

愛国心を口にする日本保守党の衝撃

2024年02月03日 | 日本保守党
 この僕ですら『日本保守党』という本を読まねばならないと思っている。表紙に日の丸を掲げ「愛する日本を守りたい」というコピーが用いられているのは、あまりにも衝撃的である。
 百田尚樹氏や有本香氏のXでの発言を全面的に支持しているわけではない。しかし、これまでだと、多くの国民から一顧だにされなかった愛国心が叫ばれるようになった事実は、重く受け止めなければならない。
 我が国は危機に直面しており、それを打開するには、国家として身構えざるを得ないからである。しかし、日本保守党の船出は容易ではない。政治という権力闘争の場に乗り出すには、軍師にあたる人物がいない。今後どこと組むかも明確ではない。
 日本保守党は自民党の保守派、維新の会の保守派などとの絆を強化し、政界再編の台風の目となるべきだろう。百田氏らはやたらと攻撃的になるのではなく、小異を捨てて大同に就くべきだろう。
 さらに、安全保障の面でも、日本の核武装に関する議論の先鞭をつけるべきだろう。百田氏や有本氏の攻撃的な物言いには抵抗があるが、今は我が国は日本保守党のような政党を必要としており、その影響力を過小評価すべきではないからである。

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