草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

公共の電波で闇世界を擁護した「とくダネ!」の小倉智昭を嗤う

2011年08月24日 | マスコミ評

 暴力団と一番関係があるのが芸能界だとか。フジテレビの「とくダネ」のなかで、それを認めるかのような発言を小倉智昭がしていた。仲間内だからそこまでかばうのか、暴力団との間で、島田紳助と同じような経験をしたのだろうか。「みなさんの周辺でも、知らないうちにそういう人が解決してくれるってことは起こるはずなんです」としみじみ語っていた。それは若い衆が勝手にやらかすガラス割りのことを指しているのだろう。上の者が不満を漏らしたりすると、指示されたわけでもないのに、若い衆が気分を害させた相手の所に押しかけて、ガラスを割ってくるのである。それを知っているようだから、小倉は暴力団から見ても大物なのだろう。しかし、そうであるのならば、小倉も紳助に続いて芸能界を引退すべきだ。トラブルが生じたときに、闇社会が出てくるなどというのは、一般市民には考えられないことであり、公共の電波を使って、紳助擁護をやられたのではたまったものではない。フジテレビへの批判も、これてなおさら強まるに違いない。さらに、闇社会と付き合っているのを小倉自身がほのめかしたのだから、週刊誌は徹底的にその身辺を洗うべきだろう。口は禍のもととよく言われるが、今回の小倉の発言だけは、勇み足どころか、自爆したのだから世話がない。

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数字合わせだけで国民は蚊帳の外の原発事故対応

2011年08月24日 | 政局

 民主党の代表選の陰に隠れて、このときとばかり取り繕っているのは、サヨクらしいやりかただ。学校の屋外での活動を制限する放射線量を、文部科学省は年間1ミリシーベルト以下を目指すことを決めた。これまで年間20ミリシーベルトであったのと比べると、20分の一以下である。ただ、1時間あたりでは3・8マイクロシーベルトから1マイクロシーベルトに変更しただけだ。物は言いようで、除染によって放射線量が少なくなっているというのだから、とんでもない嘘吐きである。東京都葛飾区では、1時間あたり0・26マイクロシーベルトを超えると、公園などは立ち入り禁止である。どうしてそこまで決断ができないのだろう。状況が改善されたかのように発表するのは、国民を騙すためである。あまりにも酷すぎる数字であるので、そのままにしておけなくなったのが真相ではないか。さらに、首都圏の自治体レベルで、独自に基準値を設定する葛飾区のような所がでてきたため、民主党政権の人権無視が明らかになるのを恐れて、軌道修正を図ったのではないか。しかし、それでもまた、大甘である。子供の健康に留意すれば、厳しくするのはあたりまえだし、1時間あたり1マイクロシーベルトであれば、年間10ミリシーベルトを超えそうなのに、どうして1ミリシーベルトに収まるのだろう。国民は民主党政権の閣僚を片っ端から訴えるべきだ。刑務所にでもぶち込まれなければ、罪の意識などほとんどないのだから。

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国民の政治的自由を圧殺せんとするのが民主党政治だ!

2011年08月24日 | 思想家

 民主党政治を私が槍玉に挙げるのは、政治的自由への配慮がまったくなされていないからだ。とくに原発事故をめぐる報道管制は目に余るものがある。それを私たちが黙認してしまえば、行き着く先は全体主義である。去る21日にはフジテレビに抗議する大規模なデモが行われたが、やはりそこで問題になっているのも、偏向番組がまかり通り、マスコミが外国勢力の意のままになることへの危機感ではないか。ヤスパースが「自由の危機とその救済の機会」(武藤光朗訳)で述べていたように、「自由を欲する者は、個人の自由がそこでは最大の実現のチャンスをもつような社会状態を望む。それは、すべての人々の自発的な協力がおこなわれることによって既存のものを絶えず合法的形式で是正してゆくという試みがなされるような政治的状態であり、このことは公開の討論、報道の自由、最高度の教養と思想の自由によって促進される」のである。真実の自分であるためには、かけがえのない他者との実存的交わりが前提だ。それを阻害するような政治は、断じて許されるべきではない。次の民主党政権がどうであるかは予測がつかないが、いくら新しい総理大臣に交代しても、また同じことの繰り返しでは、これまで以上に国民の怒りを買うことになるだろう。

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