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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

官僚の言いなりの法匪に堕落した民主党政権

2010年10月15日 | 思想家
 日本がかつて誤った選択をしたのは、法匪と呼ばれるエリート官僚のせいだとよくいわれる。とくに満州では、権力と法律だけで国家を造り上げたのだった。だからこそ、高山岩男あたりに言わせると、「漢満の知性人達は、日本人は法匪に成ったか」(『日本民族の心』)と批判したのだという。それは現在でも同じである。法律をこねくり回すことには長けているが、一般的な教養が不足しているからだ。中共人船長の釈放を那覇地検のせいにした、千谷由人官房長官の発言などを聞いていると、法律馬鹿の典型ではないかと思う。団塊の世代の弁護士のせいもあってか、日本人としての国家観を持ち合わせていない。難しい司法試験に合格したわりには、どこかずっこけている。エリート官僚の場合にも、法律中心の国家試験に合格したのである。それ以外の経学(哲学)・史学・文学に没頭することなく、高い地位が与えられたのだ。六法全書と判例の暗記が全てでは、世の中の見方が一面的になってしまう。そして、法学教養の基礎となる学問をマスターしていないから、容易にサヨクのイデオロギーの虜になるのだろう。哲人政治家まではいかなくても、それなりのバックボーンが求められるのが、政治家なのである。 菅直人首相や千谷官房長官がことさら法律論を持ち出すのは、エリート官僚の言いなりになっているからであり、政治主導が聞いて呆れる。

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国民の怒りにおびえるだけの菅首相と千谷官房長官

2010年10月15日 | 政局
 菅直人首相も千谷由人官房長官もほとほと疲れているのか、それとも戦意を喪失しているようで、二人とも覇気がない。同情するつもりはサラサラないが、内心は、自分たちの駄目さ加減に気づいているのではなかろうか。答弁は同じことの繰り返しで、質問者の言葉にいちゃもんを付けるだけ。そんなことばかりしていては、精神的に消耗してあたりまえである。そのせいもあってか、鳩山由紀夫政権のときと違って、与党側の野次も精彩を欠いている。これに対して野党自民党は、攻勢をかけており、見ていて胸のすく思いがする。そもそも、菅と千谷には、日本が直面している現実を直視する勇気がないのである。日本が中共と仲良くすることは難しいのであり、それを念頭において打開策を講じるしかないのに、甘い幻想ばかり抱いている。そして、二人のおびえたような表情は、国民を恐れているからだろう。中共の船が巡視船にぶつかってきたビデオを公開すれば、民主党が袋叩きに遭うという心配をしているのも、その一つの表れである。悠然と構えていられないのは、ある意味では正直者なのだろう。しかし、人間には限界ということがある。いくら強がりを言って頑張っても、もはや政権末期の状態のわけだから、ここらで白旗を揚げる時期ではなかろうか。

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