なぜにNHKは嘘の報道をするのだろうか。それによって引き起こされる事態を想定しているのだろうか。あまりにも、民主党政権にヨイショ過ぎると墓穴を掘ることになるのに。今日の午後7時のニュースを見た国民は、日本と中共との間で関係改善が進んでいると思った人もいたのではないか。それはまったくのデタラメである。ハノイで北澤俊美防衛大臣と中国国防部の梁光烈部長がちょっとした話し合いをしたのは確かだが、今回の中共船による巡視船への衝突について、一方的に中共側がしゃべっただけで、日本側は低姿勢に終始したのが実情のようだ。NHKはそれを、日中連絡システムの整備で一致したと報道したのである。よくぞそんなことを言えたものだ。しかし、あまりにも露骨過ぎると思ったのか、北澤大臣が記者団に「中国国内では、まだ関係改善に完全に前向きになっていない雰囲気がある。もう少し時間が必要かもしれないという印象を受けた」と述べたことを、少しばかり付け足したのだった。こんなことばかりしていると、報道機関としての信用はなくなり、誰もNHKに金を払わなくなるだろう。最低限のジャーナリストとしての矜持を持ち合わせていないのでは、国民から見放されるしまうだけだからだ。

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