草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

菅政権に淡い期待を抱くマスメディアを嗤う

2010年07月12日 | マスコミ評

 マスメディアは、民主党政権に淡い期待を抱いたのではなかろうか。それは朝日新聞から産経新聞まで共通している。目先を変えることで、お祭り騒ぎをしたかったのだろう。そして、これまでは自分たちの意見に耳を傾けなかった国民が、ようやく立ち上がってくれたと錯覚したのだった。だからこそ、昨年の政権交代では大フィーバーしたのである。しかし、彼らの思惑はあっけなく潰えた。今回の参議院選挙では、民主党が大敗を喫したからである。国民は、民主党政権を見限ったわけではない、とか寝言を言っている新聞やテレビもあるが、声なき声の日本国民は、鳩山由紀夫、菅直人の二つの民主党政権にレッドカードを突きつけたのである。日本の国柄を破壊しようとする魂胆が、誰の目にも明らかだからだ。朝日新聞にしても、「国のかたちをどうするかについて、争点にすべきだ」と社説で書いていたが、そのことで、国民は厳粛な審判をくだしたのである。さらに、民主党への批判が高まったのは、争点を隠すというえげつないことをしたからだ。消費税だけでは自民党と同じであり、税金の問題で袋叩きに遭ったわけではない。自民党がかろうじて勝ったことで、一時的にはガス抜きにはなったが、民主党政権への保守派の怒りは、日に日にエスカレートしつつある。このままでは、日本国民の多くを巻き込んで爆発するときがくると思う。靖国神社を冒涜し、この国を案じて死んでいった者たちの願いを、ことごとく無視する政治が許されるはずはないからだ。

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自民党に神風となったネットの力

2010年07月12日 | マスコミ評

 当初は劣勢を伝えられた自民党が、改選議席では民主党を七議席も上回った。これにはビックリしたが、そこまで盛り返すことができたのは、保守派のブログの援護射撃があったからだ。更新するというのは大変なことだが、憂国の思いに駆られて、日々言論戦を挑んでいるのである。マスメディアが垂れ流す情報のいい加減さと違って、ある種の信念にもとづいているだけに、保守派の一人として共感を覚えてならない。今回の参議院選挙でも、菅直人首相の発言のブレが問題になったが、それを真っ先に指摘して、揶揄したのもネットであった。許せないと思ったことを、ブログなどに書くことで、同じ思いをもった人の輪が広がっていくのである。とりわけ、保守派のブログが槍玉に挙げていたのは、永住外国人の地方参政権の付与法案であった。テレビや新聞ではほとんど言及されなかったが、ネット上では反対派が多数を占めていた。そして、マニフェストに載せないで通そうとする民主党に対して、怒りをぶちまけていたのだった。その法案について週刊新潮が取り上げたことで、ようやく選挙の終盤戦で国民の口にのぼるようになったが、それまでは表ざたにならなかったのである。自民党がかろうじて、踏みとどまることができたのは、ネットの力で民主党の危険性を暴いて、神風を吹かせたからなのである。

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